苦手な方やお食事中の方は読まれないようにお願いします(´⊙ω⊙`)
いよいよ恐怖の当日です。
前日までの奮闘はこちら
初めての大腸内視鏡検査〜検査前日までのこと - 日常に恋する日常
当日のスケジュールはこんな感じ
午前3時半 起床、身支度
午前4時過ぎ 下剤(ニフレック)服用開始
午前7時過ぎ クリニックへ向け出発(夫の運転)
午前8時過ぎ クリニック到着、検査
午前10時半頃 検査の結果を聞いて帰宅
はい!この午前3時半起床!鬼かよと。笑
クリニックから渡されたタイムスケジュールは、5時起床→すぐ下剤を飲み始める(ペースは2時間かけて)→8時に病院着
というものだったんですが、そもそもくそ不味いという噂の2リットルもある飲み物をたった2時間で飲み切るのは不可能だろうという点と、自宅からクリニックまでは距離もある上通勤ラッシュに巻き込まれるだろうという点を踏まえ、逆算したらどう考えてもこの時間割になってしまいました(涙)
ってかクリニックの時間割、無理ありすぎる!笑
クリニックの隣に住んでたらこれでも大丈夫かもだけど、それでも身支度の時間全く考えられてないよね…
そして前日の夜に絶対やっておいた方がいいこと、それは「下剤を前の晩に作っておいて冷蔵庫でよーく冷やしておく」ことです!(看護師さんに教えてもらいました!)理由は後で説明します…
緊張で眠りも浅かったのか、まだ外も真っ暗な3時半にスッと目が覚めました。が、起きたと同時に前夜の恐怖の下剤の効き目が。果たして私も痛みにのたうち回るのか、と怯えましたが、拍子抜け。軽い腹痛のみでお通じもスムーズでした。
後から思ったのですが、食事制限を厳格に守り、消化の良い食べ物を摂ることに数日間注意していたのがかなり良かったんじゃないかと。
誘惑に負けていつも通りの食生活をギリギリまで続けてたら、このお通じはかなり苦しいものになったんじゃないかと思います。なんせ前夜の服用量は殺人的なので。笑
身支度をし、冷蔵庫にキンキンに冷やしておいた下剤を飲み始めます。
コップ1杯を10分ほどかけて飲んでいくのですが、1時間経過後からはトイレと下剤で超忙しくなるのです。
看護師さんからは
- キンキンに冷やした方が飲みやすくなること
- 途中、飴舐めながら味変しても良いよ!他の患者さんはパインアメが合う言うてたよ
- ストローで喉の奥に入れた方が味を感じにくいよ
と言われておりました。
これが、前日に下剤を作っておいた理由です。
なので私が用意したものは
- ステンレス製タンブラー
- 大量の飴
- ストロー
です。言われた通りですね笑
です。温度が上がると飲めないだろうと思い、保冷タンブラー作戦で。
そして緊張の一口目。まずはストローなし。
…
これは…
例えるなら
「海水を人間が飲める限界の塩分濃度に薄め、少しのとろみと少しの香料を足した感じ」
そう、要は、海水です。涙
ソッコーでストローを使いつつ飴を舐めながら飲む作戦に切り替えました。
それでも不味い!
不味いのは感じるけど、ストローにだいぶ助けられます。
キッチンタイマーをセットしながら、10分〜15分ペースでコップ1杯分(このタンブラーはビール用なので半分くらい)を飲んでいきます。暇つぶしのお供にYouTubeを見てましたが、全然内容入ってきません。笑
そして40分経過後はトイレと下剤服用のリレー体制に。次を飲んでる途中にトイレ、戻ってきて飲んで飲み終わらないうちにまた何回もトイレ。
トイレが間に合わないので、キッチンに椅子ごと移動し、後半はキッチンで飲む作戦に。面倒ですが、下剤のバッグはコップに注ぐ都度冷蔵庫に戻し、常に低温をキープしてました。
どなたかのブログでミルク飲み人形と表現されてましたが、まさにそれ。めちゃくちゃ忙しい!笑
そして、最初は余裕だった服用ペースも、トイレに行く回数が増えることでタイムに遅れが出てきました。気分はまるでアスリートのよう。笑
1リットルを超えたあたりからタイマーも追いつかなくなり、ヤバい、遅れてる…と焦ってきました。
昔の私もそうでしたが、普段から水分を摂り慣れてない人にはこのひたすら液体を飲む行為が相当キツイと思います。身体が受け付けず吐いてしまう人もいるようです。やっぱり健康の為にも1日1.5リットルの水は飲んだ方がいいし、水を飲み慣れてるとこういう時にメリットがあるのかも。笑
私は水分をかなり摂る方なので、飲み続けることへの抵抗はありませんでした。とにかくめちゃくちゃ忙しいということがしんどかった。
あとこれは予想外だったのですが、ずっと舐めてる飴の甘さが死ぬほど苦痛になってきました。笑 かといって飴無しでは到底飲めるものではないので…糖度の気持ち悪さに堪えるのも辛かった。
そして残りコップ1杯分程度を残したところで、OKとされる便の状態になりました。
本当ならば全部飲むべきなんでしょうが、飲み続けると便意が止まらず車に乗れなくなり遅刻してしまうので、自己判断でストップ。出発まであと40分くらいのところで中止し、便意を落ち着かせることに。
そしたら今度は寒気がやってきました。
冷たいものをめちゃくちゃ飲んでるんで当たり前ですね(´⊙ω⊙`)笑
膝掛けにくるまりキッチンとトイレをひたすら往復。
そしていよいよ出発準備の時間です。
寒気がすごいので腹巻きにカイロも装備。そして便意はまだまだ続いているのです。粗相に備えて非常用のトイレセットも積みました。(そこの笑ったアナタ!あるのと無いのでは安心感が段違いです…ただ、実際に車でできるかといえば困るよね…笑)
麻酔後のラリった頭でも着替えられるよう、服装はレギンスのデニムにトレーナーという軽装で。
クリニックにもよりますが、私のところは飲み残しの下剤と水を持参するよう言われていたので、これも忘れず。
そしてこの日のために半休を取ってもらった夫の運転でいざ出発。7時20分くらいに家を出て、8時過ぎまでのクリニック到着を目指します。地方の車通勤の方は分かると思うんですが、これは車の通勤時間帯のピーク。時間が読めません…
都会の人はきっと電車に乗って向かうか、当日クリニックで下剤を飲むんだろうけど、私にはどっちも難しそう。電車では不意にくる便意が不安すぎるし、クリニックでは醜態を晒してしまう気がする。最初は当日クリニックで下剤を飲めるシステムのところを探してたけど、やっぱり勝手知ってる家の方が落ち着くなぁと思いました。
あー…こんなに長くなっちゃった!笑
次回こそ最後にしたい!