家を出るまでにグロッキーになった前回の話はこちら
(お食事中や苦手な方は本記事も下の記事も読むのをお控えください…)初めての大腸内視鏡検査〜いよいよ当日!海水を飲む - 日常に恋する日常
夫の運転にて約30分の道のりを、お尻に意識を最大限に集中つつ病院へ、、、
私の病院に到着し、夫は自身の通院の為別の病院へ向かいました。
今日は鎮静剤を使用する為、検査後の運転は厳禁。夫には自身の検査が終わり次第迎えに来てもらい、そのまま家に送り届けてもらうという流れです。
病院に入ると、いつも通り優しい看護師さんが迎えてくれました。
下剤を飲みきれなかった旨を伝えつつ残った下剤のバッグを見せたところ、あぁむしろこんなに飲めたのねという感じの反応。
じゃあトイレに入って排泄したら呼んでくださ〜いと言われました。
この行為が最大の関門と言われる方も多いですが、、、私は初診の段階からこのクリニックの看護師さんの懐の広さを実感してたので、安心して排泄!笑
ここで、女性の方へ安心情報です。
私、この日、生理2日目だったんです…(涙)
検査を決めた時から何となく嫌な予感がしていたので、もし生理になったらどうしたらいいですか?と聞いていました。
その際の看護師さんの答えは、全然気にしないで!検査着(不織布パンツ)にナプキンをあてがってもいいし、台に盛大に漏れたとて私たちは皆女性だし見慣れてるし大丈夫ですよ〜(^^)
という、なんとも心強いご回答。
おかげで、恥もなんでもかかせていただきます!wという心意気で臨めました笑
生理予定日でなくても検査の緊張や日々のストレスで周期が早まることもあるだろうし、検査日決めの際に女性は確認しておくと安心かもです!
いよいよ着替え、ゆるゆるの検査着にナプキンを貼り付け(相当心もとないw)、検査台へ横になりました。
すぐ記憶が落ちた為ここからはうろ覚えですが、点滴の針を刺され、「今から眠くなるお薬入れますね〜」と、鎮静剤が体内へ…
その瞬間、クッと喉が詰まる感覚を覚え、内心少しパニックに。「大丈夫ですか?」の問いに「すみません、ちょっと喉が閉まる感じがあります…」と答え…
ハッキリと覚えているのはここまで…
次に目が覚めた(と思ってる)のは、片方の肩に寄り添ってくれている看護師さんとベッドに移動してる最中でした。
とにかく視界が歪んで、眠いというか目を開けてられないというか、おまけに吐き気もきてました。
1時間ほど横になり、夫が迎えにきたので、看護師さんがベッドまで起こしに来てくれました。
「大丈夫ですか?着替えられますか?」
と聞かれた私の心の声は「まじか…無理…」だったんですが、そこはつい「大丈夫です」と言ってしまいました。みんなきっとそうなるよね(涙)
その瞬間恐ろしい吐き気がきて看護師さんに伝えたんですが、何も出ず苦しいまま。
看護師さんには「終わった後、わぁ〜すごい!って言っておられましたよ(^∇^)」と言われました。
記憶にもないしかなり恥ずかしかったのですが、もっと恥ずかしいことがこの後告げられるのです…。
なんとかフラフラで着替え、待合のソファーへすり足で移動…。
そこで夫と再会したのですが、その間ももう起きてるのがやっと。床が揺れてるし、隣の人との感覚も全然分からない。
診察室に呼ばれ、意識朦朧とした状態で先生から病状の説明を受けました。
先生は私を見るなり「なんか顔が白いわ。大丈夫?」と。どうやら真っ青を通り越して真っ白になってたみたいです(笑)
「麻酔が全然効かなくて、ずっと目が開いてらして。挿入中に、痛い!って怒ってたので、最終的に大人の男の人と同じくらいの量を使用しました」
だって…
えっ!
えっ!?
恥!!!!!笑
めちゃくちゃ恥ずかしい!!笑笑
診断結果としては以下の通り。
腫瘍やポリープもなし。とても綺麗。ただ、直腸部分に炎症があるので、直腸炎と判断します。組織を検査に回しました。また薬を出すので後日診察に来てくださいとのことでした。
恥ずかしさと意識朦朧さで頭の中だけは忙しかったのですが、立つのも辛かったので、会計を夫に済ませてもらいそのまま車で家まで送り届けてもらいました。
その道中もほぼ気を失っており、家でもベッドに直行。正午前に帰宅しましたが、吐き気と共に目が覚めたのは夕方でした。夕ご飯は当然一口も食べられずパス。そしてまた20時ごろに寝たと記憶しています。
翌日は通常通り仕事には行けましたが、数日間の食事制限により少食になってしまいました。この日だけは…。
そう、残念なことに期待していた体重減少は一切なくマジでガッカリ。
それなら早く通常モードで食べれるようになろうとすぐにガッツリ系の食事も口にするようにしました。本当にぜーんぜん痩せなかった!笑
検査前から出してもらっていたお薬がよく効いて、次の診察までには症状もほとんど落ち着いていました。
私としては過敏性腸症候群だと信じていたし、先に受診した2つの病院でもおそらくそうだと言われていました。
で、直腸炎について調べてみたらまぁなんとこれまた恥ずかしいんですよ!笑
原因となるこのような経験はございませんとしか言いようがないんです…本当です…
原因不明の場合もあるという一文に救われます。
一体何だったのだろう。
最後の診察の際、病理検査の結果も聞きましたが異常なしでした。
何だかモヤモヤしたまま、半年ほど悩まされた症状からは解放されたのでした。
大腸がんかも、という不安を感じてからは生きた心地がしなかったので、その不安が払拭されたのは本当に良かったです!
これまで生きてきた中でも、色んな怪我や処置や手術で病院にはお世話になり、その度に恥ずかしい経験も積み重ねてきました。
まだ30代でここまでの検査をした友人や知り合いは周りにおりません…。貴重な経験となりました。
諦めずに良い病院を探してみて良かった。
本当に疲れましたが、自分の納得いくお医者様に身を預けることが何よりのストレス軽減になることも強く実感。
あまり受けたい検査ではないですが笑、不安を感じたら早期発見の意味でも是非病院へ。
自分の健康を観察できるのは自分しかいませんから。
では!