日常に恋する日常

地方で暮らす平均的な人

子宮内膜系の検査の激痛を世間はもっともっと伝えるべき(涙)

あの地獄の卵管造影検査から4年半、、、笑

私は妊娠していません。

卵管造影検査、しましたよ。 - 日常に恋する日常

 

いわゆる未産うつになってる気もしますが、明るく過ごすことに努めてます。

 

ここから先は

不妊治療をしていない、不妊外来の門さえ叩いていない」

「夫側の検査も、私の詳細な検査もしていない」

「迷いもあるが子供は天に任せている」

というだけの人、すなわち37歳半ばの私の通院(妊娠ではなく自分の身体の為)の情報です。

このことで微妙さや不快さを覚える方は読まないでください。

私自身、世間からの「子なし」に向けられる視線や意見に疲れ果ててしまいました。

(可能性が低すぎることや、子供がいないことへの葛藤は自分自身が一番分かっているのでお手柔らかに…)

 

今回私が診察台で痛みに泣き怒り、果てには痛すぎて笑ってしまったのは、数年前の卵管造影検査に引き続き2回目…

予告なしの一歩踏み込んだ子宮がん検査でした( ;∀;)

 

この数ヶ月から一年ほど、生理と生理の間に出血することが多くなりました。

だいたい排卵期や生理の前段階の出血って感じだったんですが、直近の出血は生理が終わってから3日後にもう一度生理が来た感じでした。

 

年一回は内診とがん検診を受けている私ですが、その時、前回の受診から1年5ヶ月程経過していることにハッと気がつき、検診も兼ねてちょっと聞いてみようといつもの病院へ行ったのが昨日。

 

あの内診台に乗り、エコーを入れ、「いつもの検診」で何かを取られ…お馴染みのコースで終わるかと思いきや。

先生「ちょっとねえ、万が一のこともあるし、子宮の中からちょっと取る検査があるから、それするよ」

(・・・この間、台の上で足をおっ広げたまんま・・・)

私「???はい。分かりました。」

先生「ごめん、ちょっと痛いかも!」

私(あかんあかんこのパターンは絶対に死ぬほど痛いの確定のやつ!笑)「・・・」

先生「いくよー!」

私「痛…」

 

(心の声は痛い痛い痛いなにこれ痛い痛いやばい

 

先生「ごめんあと2回ほど」

私「はい…あいてて…」

 

痛い痛いちょっとこれはヤバい無理かも

この時点であまりの痛さと展開にたまらず笑ってしまいました。

予告なしでこんなことされてる自分が悲しくておかしくて…笑

卵管造影の時こそ予約の上で行ったけど、そもそもあの時も今も希望してた検査ではなかった。

私の人生、だいたいこういう時に悲惨なことを引き寄せる。そんな自分が悲しくて可笑しい。笑

 

先生「ごめんねこれが最後!声出してもいいから」

私「いたたた…た」

 

痛い痛い痛い痛い痛いーーー!!!お腹ちぎれるいやもうこれ絶対切られてる分からんけどきっとそんな気がするʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ 笑

 

終わった後、直感で、膣付近に血が溜まってるのを感じました。

案の定、着替えていると真っ赤な流血が…

何よりお腹が「わてめっちゃ傷つけられましたがな」という主張をめっちゃしてくる。

そして立てない…(実際は立ってるけど笑)

 

説明によると、私が普段受けているがん検査では内膜部の異常(増殖など)を発見することはできず、今回不正出血があるとのことで、念には念をでこの検査をさせてもらったと。

 

私「いや…痛かったです(冷や汗+ショックでまだ笑っている)」

先生「ごめんなぁ。中には失神してしまう人も少ないけど居たりするからなあ」

失神て!と思いましたが、緊張と体調不良が重なれば気を失う人がいてもおかしくないんじゃないかと・・・(注射でもしんどい思いされる方おられますもんね)

ただ、私の性格上、日を改めて来いと言われたら、ネットで検索しまくって恐怖最高潮の状態で検査に挑み、結果失神してしまうのも予想できる気がします。

そういう意味では、内診台という逃げ場のない状況でしてもらったのは良かったのですが。(あくまで私の性格上これが結果的に良かった、ということです。)

 

 その後、私の「絶対あかんセンサー」が働き、会計前にトイレにダッシュ。慌ててナプキンをあてがいました。

ついでに用を足そうかと思いましたが、「お腹が怪我をしてるような痛み」がすごく、神経も過敏になっているのか、もう外性器までズタズタにやられた感覚があり、怖くて用を足すことができませんでした。

ここで用を足したらなんか大惨事になるような気がして…笑

 

結果、帰り道と寝る前に2回ほど、生理の3日目位の出血がありました。

ナプキン当てておいて本当に良かったと心から安堵。

この日は車で行ったので尚良かったのですが、電車だったら絶っっ対に車内で洋服を汚してました。

(この病院は基本こういう説明があんまり無い)

そして15時間経った今でも苦しんでいるのが「出血」と「傷を負った内臓の痛さ」( ;∀;)。

生理痛の時に痛みを感じる場所とほぼ同じではあるのですが、痛みの質が明らかに違う。

ああ昨日そういえば内臓にナイフ刺さったよな、って感じ。(刺したこと無いけどさ)

 

昨夜はもっとお腹が痛かったので、ショックのあまりネットで子宮がん検診の痛みについて検索してみたのですが、驚いたのは、その検査内容や痛みの情報がほぼ皆無だったということ。

あったとしても病院のHP上で「少し痛いかもしれません」と記されている程度。

いやいやそんな訳あるかいと。

絶対みんな黙ってるんちゃうの?(個人の方のブログは2人ほど見かけましたが)

なので、ここに今一度、自分の経験をまとめます。

 

【痛み】

★いわゆる「通常の内診+ちょっとしたがん検診」のそれより1000倍痛い。

★終わった後痛くて歩けない(歩けるけど500メートル先のコンビニで力尽きた)

★卵管造影検査の方が生理痛に近いので我慢できる。この痛みはそれとは種類が違う。

★「あくまでも個人差はある」と思うけど、多分どっちみち痛い。

 

【その他】

★ナプキンは持参した方が良い。

自治体で実施している検診と何が違うのか自分で尋ねた方が良い。

★できれば時間の余裕があった方が良い。翌朝起きるまで、「明日仕事行けるかな」ってくらい痛み的にも精神的にもテンションが下がる。

 

先生とはいい意味で長くお世話になっており、事細かなことまではうっかり聞けずじまい。

この悶絶を味わった後「これって40歳以降から始まる自治体の子宮がん検診と何か違うんだろうか(むしろ違っていてほしいし、自治体の方が痛みがマシであってほしい)と疑問が。

私が受けたこの「私にとって謎の」検査が何なのか、思いつく限り検索してもいまいちヒットしないんです。笑

世間では子宮頸がん検診がメジャーなんでしょうか。

 

「検診を受けましょう」とほんわり啓蒙されてるけど、痛みを正確に伝えないのはなぜだろう。

痛いというとみんな検診を受けないからなのかな。

そうかもしれないけど…

「気負わずに一度婦人科へ」って女性誌とかでも特集組まれたりするけど、私はもっと検査で悲惨な思いをした例を出して欲しい。

みんなその身体で仕事を抱えてる訳だし。

 

21歳で片方の卵巣を9割摘出したので、それ以降婦人科通いはずっと付いて回っている私。

婦人科慣れしてると思ってましたが、そんな私でもまだ開けたことのない扉があったようです。

 

誰かの参考になりましたら幸いです。