私は、新卒で入社した企業をびっくりするほど早く、しかも迷惑をかけつつ辞めました。
歳を取るたび、その時の自分の愚かさを悔しく思うし、そんな私は生きるに値しないんじゃないかとまで思い詰めて振り返ることがあります。
短いながら働いてみて、自分には合わないと分かったその職種に就くことは今後も無いと思います。
そこから先、働く先にも恵まれたお陰ではあるけれど、その時の失態を上回る経験は絶対しないように心がけてきました。
次は色んな葛藤があったものの8年以上、心が毎日折れていた3社目は2年と少し、もうすぐ辞めるパートは1年と少し。
次の転職先は自然と用意される出来事がありましたが、それがなければ、パートも絶対2年は続けていた。
私がもうすぐ37歳を迎える手前に来て思うこと。
心が殺される職場はすぐにでも逃げなければならないけど、
「挑戦」と捉え直せるほど精神にまだ余裕があるならば、
一度「この職場でこの仕事をとにかく一生懸命やる」という覚悟で数ヶ月自分を鍛錬することは必要だと思います。
これは私が、自分の体験を通して、そして色んな本やYouTubeを見る中で、やっぱりそうだと確信した自分への戒めでもあり、結局人生が上向きになるタイミングは、この覚悟で数ヶ月頑張った時に訪れるものなんだと心から思えたこと。
クリスさんや、
ライフコーチの関口梓さんや、
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ほなみさん。
私は常に、未来はこうなりたいとか、どういう生活が憧れなのかとか、
良くも悪くも意識が前を向いていました。
でも、それって、逆を言えば、今を見ていない、今を蔑ろにしているということ。
今をどれだけ頑張るかということから逃げていました。
休みの前日だって、「明日はこうしよう!」と思い描いている時が一番テンション高い。(笑)
で、いざ当日になると、だらけちゃったり。
でも、思い描いているスタイルから遠い時は、今に注力することが一番効果がある。
特に関口梓さんがその辺を分かりやすく書いてくれています。
最初読んだ時はよく分からなかったけど、最近実感しました。
少し前の記事で、仕事を受け入れることで仕事の悩みが無くなったというものを書きましたが、
結局、「とりあえず今やってる仕事に熱を注ごう」と決め、毎週毎週を淡々と頑張ることで、
次のステップが引き寄せられるんだという体験。
周りのせいにする暇があるのなら、自分の選択に責任を持つ考えで今を捉える。
どんな環境でも、一度は腹を据えて取り組むことってすごく大事だし、回り道に見えても結局そう決めてやったことが最短ルートだったりするんじゃないかなと思う今日この頃です。