昔、きっかけは忘れましたが、正しい舌の位置っていうのを検索したことがありました。
その検索結果で出てきた「正しい舌の収まり図」を見たその時。
とっさに自分の舌の位置を確認し…問題なさそう。「あっ私全然大丈夫じゃん」とひと安心。
そのまま舌のことは記憶の彼方にほうってました。
で、最近、また何かのきっかけで改めて舌の位置を検索して、数年越しに確かめてみると…
ん…?
ん…!?
これは…
前歯に舌が触れてる(油断すると下側の前歯の上部にまで落ちている)!!!
自分の舌の位置は変わらず全然大丈夫だと思ってたけど、知らない間に緩んでる…!
衝撃でした。
加齢のせいもあるとは思うけど(悲)
きっかけはやっぱりマスク生活だと思うんですよね〜…
マスクで噛み合わせが変になった気がする - 日常に恋する日常
そもそも舌の位置というもんは、舌先を上顎のスポット(前歯の手前のポコっとしたゾーン)と呼ばれる位置に乗せ、それでいて舌全体は上顎にピタッと密着してるのが正しい状態らしい。
で、口腔内でここ以外の間違った位置に舌が置かれていることを舌癖といい、たるみや歪みの原因になるんだと、、、怖ー!
これは一刻も早く治さねば!
ということで舌癖解消チャレンジを開始。
そもそも、舌先の位置からして狂ってる私にとっては、まずスポットに舌先をずらし、よいしょと付けるだけで疲労感がすごい。
舌が落ちてる方がどんなに楽だったのかと思い知りました。
最初の1日は違和感がすごかったです。
2日か3日過ぎた頃でしょうか?
スポットへ舌先を付けることに慣れてきた私がビックリしたのは、
半端ない唾液の量!笑
冗談抜きで、口の中に唾液が湧き水のようにじわじわ湧いてくる。
この時、舌の大部分は上顎に付いているので、唾液が湧いてくる場所は下顎と舌の間。
下顎の両サイドから耐えず唾液が出るように。
まずその量に驚きました。
舌を正しい位置に戻すだけで、こんなにもお口が潤っちゃうのねと、、、
舌先を意識して正しい位置に置くのが慣れてきた頃、次の課題は「上顎に舌をベッタリと密着させる」こと。
これがまぁーキツい!!
昔できてたと思われることが今できない悲しさと、そもそもその状態の意味ももはや分からない虚しさ。
そこから一週間程は、意識して上顎と舌の間の空気を抜くことに集中しました。
いわば無理矢理密着させてる状態なんですが、これを続けていると、自然とこの状態に収まっていることが増えてきました。良かった…
元々顔のたるみが気になっていたんですが、たるみは正直改善されたかは謎です。
けど嬉しい副産物が!
それは、口(顎)が開けやすくなったこと!
人気宅トレYouTuberの竹脇まりなさんが出してる顔痩せトレーニング動画の中で、口を「お」と「う」の形で動かす動作があります。
この「お」が関節ガクガクで口を開くのに違和感があったのですが、下の位置を直してから気持ちスムーズに動かせるように。
元々おかしな位置にあった舌の位置を正常にするってだけで、顔の違和感が何か一つでも解消されるのなら嬉しい限り!
大人ではこの舌癖を矯正するのに長い人で数年かかると小耳に挟みましたが、特に最近になっておかしい癖がついたという人なら、私くらいの期間で治せるんじゃないかと思います。
私のようにコロナ以降、口周りや噛み合わせに違和感を感じている人は、一度舌の位置をチェックしてみてはどうでしょうか〜。
唾液もめっちゃ出るし(笑)顔に変化があるかもしれないし!
気になった方は「舌の位置」などで検索すると沢山出てくるので、探してみてください。