日常に恋する日常

地方で暮らす平均的な人

結婚するか悩むなんて…

ふと思いついて、彼氏と結婚するかを悩んでる人、みたいなワードで検索してみると、いろんな記事が溢れてる。

みんな、悩んでるなぁ〜。

 

ちなみに、私の場合、付き合っていた期間中は私の方が稼いでたし忙しかったです。

仕事に対する姿勢も、夫の方がビックリするくらい呑気。

正直、「奨学金を返しながら一人暮らしして自活している私の方が全然大変だし、偉いっしょ」

なーんて心の奥底では思ってました。

いやー最低ですね。当時の自分を殴りたいww

 

ちなみに、私の親友だった人たちは、みんな

  • カッコいい外国人
  • 社長
  • なんか大手企業のバリバリのサラリーマン
  • 公務員

などの肩書を持った人たちと結婚していきました。

 

世の中にはスペックという言葉で人を表すことがあります。

この言い方ホント嫌いなんだけど(嫌いな理由は読んでもらった後で何となく分かるように書きますね)世間一般のスペックで見ると、私の夫は低スペックだった。

恋バナをする間柄の友人ウケも悪かったのか、先に結婚しており親友と思っていた2人は、私が結婚を伝えた時に「おめでとう」を言ってくれることはありませんでした。結局一度も会わせる機会もなかったんだけどね。

(今なら、友人が私のこの先の暮らしを心配してくれたのは分かる。でも、このブログでは、その時の雰囲気まで伝えることはできません。この二人に贈ったお祝いなども返ってくることはなかったし、この日以来付き合いをやめました。)

 

正直、私の親も顔合わせの時に夫に言いたいことは沢山あったと思うんですよ。いわゆる低スペックだから。

でも、それを私が前もって阻止したんです。

結婚するんだという意思も固かったけど、もう彼のことに一切口出してくれるなと。

一人娘なのに相当酷いですね!笑

ただ、親も、彼といる私を信じてくれたんだと思います。本当に感謝です。思うだけで泣けてくる。。。

 

私が結婚を決めたのは揺るぎない理由があったから。

それは、

  • 世間一般でいうスペックがどうであろうと、彼には「人生を生きていく賢さとたくましさ」があると確信していたから。それは私には無いもので、憧れの素質だったから。
  • 30歳くらいには結婚するのが目標だったから

です!

 

二つ目は完全に私のライフプランですが…笑

 

一つ目の方。

いわゆる低スペックに分類されていた夫の現在ですが、

その後、生き生きと特技を発揮できる仕事に就き、規模はごくごく小さいですが会社の専務をしています。収入も安定しました。

 

今の彼が働く姿には、もうただただ尊敬しかありません。

かつて自分の方が大変なのよと思っていた私は、夫の収入なしではとても暮らせないパート勤務になりました。

これぞ立場逆転。笑

 

 

で、私が今何を思うかというと、

「その人と結婚するかを決めるのは自分自身しかいないんだよ」

ということ。

 

特に、相手の職業や収入が引っかかってる人についてはこのことを伝えたい。

そんな彼でも、結婚するかどうかを決めるのは自分自身しかいないんですよということ。

彼の状況や考えが変わるか、それとも今と同じかなんて、彼自身にも分からないし、ましてや他人である自分が彼の人生を「結婚するから」という理由で自分の理想に合わせたいと思い悩まれるなんて…

 

逆だったら嫌じゃないですか?笑

 

結婚するんだから、転職してよ!

結婚するんだから、もっと稼いでよ!

 

こんな気持ちを正直に伝えるのが悪いわけじゃない。むしろ伝えないと。

けど、どれだけ話し合ってもその要求に彼が難色を示すんなら、結婚しない方がお互いのためじゃないかなとすら思います。

彼が何も考えてないのではなく(何も考えてない人の方が圧倒的に多いと思うけどさ…笑)、それはそもそもお互いの目指す人生のベクトルが違ってるんじゃないかと。

結婚を迷うというより、人生で重視したいポイントが結婚前からズレてるということが分かったということでは?

それを薄々感じていながら結婚するなんて、自分も相手も不幸です。

多分人生の違う出来事で同じような意見の相違が起こる。

 

 

彼は彼であり、自分は自分。

結婚の決断が自分でできる状況にあるのなら、しっかり自分で決めましょう。

 

自分で決めて結婚した私は、今とても幸せです。

この人と結婚して本当によかった。

 

でね、もひとつ言うと、私たち子供ができないんですよ。

結婚した時は二人ともこんなこと予想もしてなかったですよそりゃ!

結婚するのも勇気がいったけど、次にこれまたなんちゅー試練だ!人間として辛いよわはは笑

 

彼を尊敬し自分で決めた結婚でも、時間を重ねれば人生の軌道は当たり前にズレます。

でも、自分の人生は自分で責任を取るし、その上で彼とも変わらず仲良い夫婦として生きていきたいです。

 

あなたは、誰と結婚しますか?

しっかり「自分と」相談しましょう。