日常に恋する日常

地方で暮らす平均的な人

分かれば苦労しない、「行きたい場所」

お題「行きたい場所」

 

行きたい場所なら沢山ある。

最近では香港に行ってみたいと思い、ちょっとずつ貯金してみたり。

旅行雑誌「TRANJIT」で取り上げられた国を見ると途端に行きたくなったり。

スターバックスが好きなのだけれど、田舎なので、スターバックスは車で20分ほど走らせないと行くことができない、故に常にスターバックスに行きたいと思いながら今日もコーヒー1杯の為にわざわざ車を出してまで行かない。

 

私にとって「行きたい場所」は、ほとんど「手の届かない場所」なのだ。

 

単純にあのお店に行ってみたいとか、あの地域に旅行してみたいとか、素直に憧れを語ればキレイな記事が書けるのに、自分でも腹が立つくらいねじ曲がってひねくれている。

 

そして困ったことに、いまだに人生の向かうべき方向である「行きたい場所」っていうのが分からない。分からなさ過ぎてマジで苦しい。

 

前回の記事で書いた、浅生鴨さんの本を読んだ直後なので、自分が浅生鴨さんモードにギアを入れてしまってるような気がする。

ryuohgrl2015.hatenablog.com

 

“受注体質の巻き込まれ型”の浅生さんは、巻き込まれて自分が連れて行かれる場所を、その過程も含め楽しんでいらっしゃるけど、

私はまだ誘拐もされていないのに誘拐犯を恐れるタイプ。石橋も叩きまくって結局渡らないまま時間が過ぎてしまう。

 

「まずは1歩踏み出そう!」というメッセージソングを聴いては気持ちが高ぶり、じゃあどこへ行きたいのかなと考えたら足が止まってしまう。気持ちは高ぶったままなので、しばらく態度だけはデカくなる。

 

こんな細々と記事を書いているけど、本当は音楽が好きで、特にレゲエやらヒップホップやらが好きで、できれば音楽コラムみたいなのも書いてみたいな~と思ってる。

今日は何かそういうものでも一つ書いてみようかな・・・とPCを開いた瞬間、人のブログを読んだのがいけなかった。最近になってよりジャパニーズヒップホップに興味が出てきたのだけど、日本におけるJ-HIPHOPの変遷をかなりオタッキーに解説している完璧なブロガーさんの記事を読んでしまって、もうそれだけでガクンとなってしまった。

 

行きたきゃ行けばいいのに。

行きたい場所に行くためには思い切って自分の意思にGOを出してあげる、ある程度の自分への強さが必要なのだ。

 

自分の考えを発信しながらしっかり行きたい場所へ進んでいる人は、本当にスゴイな~と思う。

病院の受付でもヤブな歯医者にもビビッて小声になってしまう私はこの先どうなるのかなぁ。

とりあえず次号のTRANJITで取り上げられた国へ旅行して、そこでスタバへ入って、最後は香港に行けば最強の私になり、人生で本当に「行きたい場所」が分かって目指すことができるのだろうか。

 

私が今年になって急にそんな音楽が気になりだしたのも、若い時にライブ観てキャーキャー言っていたアーティストがより大人になり成熟し、スタイルを確立して、それがトラックやリリックに強烈に反映されてるからなんだろうなぁ。

 

 

youtu.be

 

・・・私もギアを上げて前のめりたい・・・!!(やっぱり小声)