日常に恋する日常

地方で暮らす平均的な人

【読書】「自分」を仕事にする生き方


 

 

はじめて、はあちゅうさんの本を読みました。

ワタシには珍しく(というか多分初めて)発売前に楽天ブックスで予約購入。

最近、頭がグルグルして困ってるので、何か動き出すヒントを求めながら、苦しい。

 

↓今の私の状態

ryuohgrl2015.hatenablog.com

 

失礼ながら、はあちゅうさんは若い頃から爆売れで何の苦労もなく今のスタイルになっているのかと勝手に思っていた。

そう、急に出てきていつの間にかバラエティーの常連になっているモデルやタレントのように。

この本を読んで、(一般的には短いと思われるだろうけど)社会人経験があること、会社勤めを否定していないスタンスであることを初めて認識。

聞くところによると彼女自身も文中で何回か認めているが、炎上したことが(おそらく複数回)あるとのこと。

しかし彼女は、私と同年代。

社会的・ネット上に炎上するのもそうだが、これぐらいの年齢はきっと社内の会議や仕事の仕方でも、会社で炎上しがちな年齢なんじゃないかな~。

自分の意見をはっきり言うのって、とても難しいことだし、はっきり言った意見に対しては必ず泥を塗り毒を付ける人がいる。

ここまで自分を貫いてきたっていう姿勢に素直に尊敬しました。

 

文章表現については好き嫌いがあるかもしれません。

けど、これも彼女のスタイルである、ネットとの発信を並行する作家と言う像に当てはめたら、いい意味で今どきなのかなと思います。インタビューを追っている感覚ですかね。いわゆる「話し言葉」調です。読みづらい人は一定数いるかもしれません。

 

私は彼女より数歳年上ですが、「好きなことを継続していい」という内容には素直に勇気づけられました。

あれはダメ、これはダメというのではなく、まず好きなことを見つけて続けてみる。

自分は毎日ステップアップしている。

この視点はハッとしたし嬉しい気持ちになりました。

 

あと、重要なことと言えば・・・タイトルで少し誤解を招くかもしれません。

「自分を仕事にする生き方」というタイトルゆえ、「まずはこれをして、結果が出たら次にこういうことをやってみて・・・」というプチ指南書のような内容を想像していましたが、そうではありませんでした。(一部そういう側面はあります)

現状を変えるのに大事なこと、そして次の章では彼女自身の仕事のモチベーションをどう捉えているかなど、全体としてみたら一連の「流れ」はなかったように思います。

 

5対5で、現状を変えたい人に対して/現在ある程度流れに乗っている人に対して

 

という構成になっているような本でした。

なので、人によって「今、腑に落ちる」ポイントがパラパラとあるのではないでしょうか。

逆に言えば、何か悩みが変化するたびにもう一度開きたい本であると言えます。

 

とりあえず、私の好きなことと言えば・・・?

仕事をもしやめたらどうするか・・・?

など、マインドマッピングのアプリを活用してすこしずつ自分整理を始めています。

昨日の自分より少しでもアップデートしている自分であるように・・・

お尻に火をつけてほしい方には、導火線的なものがある本だと思いました。