湖畔 de radio

ただただ、何もせず、くだらない話を目で追いたい。そんなゆるいラジオのような雰囲気を提供…したい。

【映画鑑賞】ラ・ラ・ランド(考えるほど眠れない)

夫がいない日曜日。

ふと映画を見ようと思い立ってTSUTAYA TVを開いたのですが、見たかった映画が配信されていませんでした。DVDで借りるしかないのかな。

 

本当に見たかったのはコレ「ヘアスプレー」

movies.yahoo.co.jp

 

とにかく何も考えずにハッピーになりたかったんで、

完全に何の予備知識も入れぬまま、「ラ・ラ・ランド」を鑑賞。

 

gaga.ne.jp

 

以下、ガンガン、ネタバレさしていきますので要注意!

 

 

まず率直に思った感想。

 

「後味悪すぎ*1

 

もう、ミアの隣がセブじゃないシーンが移った瞬間から、スマホで「ララランド 後味悪い」でググってしまうほど(笑)

 

そしてそうこうするうちに、「もしあの時こうだったら」の美しすぎる回想シーンが始まり、セブの何とも言えないほほえみで映画は終わり。

この時のセブの表情がスゴイ。この俳優さんライアン・ゴズリング、すごい役者さんだと思って鳥肌が立った)

 

「やばい。今日一日最悪の気分だ。なんてこった・・・」と思いながら、理解力の乏しい私はさっそく色んな方々のレビューやブログを片っ端から読む。

皆さんの冷静な語り口の感想を読んでるうちに怒りも収まり(笑)落ち着いてきました。

 

確かに、、、分からんでもない、、、

今の夫と結婚するまでに色んな恋愛をして、自分のステージごとに付き合ってくれた男性はいた。

結局今の夫と縁があって結婚したんだけど、それまでの彼氏は全部私から振ってる。

その理由は全部、その時の彼氏と私が見つめる将来の着地点が違っていたから。

(恥ずかしいことに、全部私が今を生き過ぎていた感あり)

 

そういう意味では、ミアが冒頭に「自分の居場所を探している、見つけてくれるのを待っている(だったかな?)」と歌っていたけど、結果的にはその居場所がセブではなく、他の男性に見つけてもらったということだったんだな、と理解しました。

 

ミアとセブが結ばれる=ハッピーエンドと解釈するならば、この映画は結末だけ見たらとんでもなくバッドエンド。

でも、バッドエンドと感じてしまうのは、私が既婚者だからかもしれません。

カップルで鑑賞したら、冷静な女性は「まぁ今の彼氏ともこうなるかもしれないしどうなるかもわかんないな」って捉えるだけかも。

(実際、ミアも最後のオーディション中に、明日のことは分からない、明日もセーヌ川へ飛び込む、って歌ってましたね)

 

この結末を見て、自分の隣にいるのが今の夫でないという「もしも」を無意識に想像して、変な気分になっただけなのかもと今では冷静に振り返ってます。

 

待ち合わせの映画に遅れて登場したミアを見た時のセブの表情。

本当に、「まさに自分が居場所としている人」を見つめる安心した顔になっていた。

(ここグッと来た!)

 

↑けど、その時そうであっても、それが続くとは限らない。

夢に向かって走る若い二人の5年間は長くて濃くて、お互いが永遠のパートナーではないと悟るくらいの何かがあってもおかしくないね。

セブはミアが付けてくれたお店の名前で念願のジャズレストランを開いていた。

セブは未練タラタラっていう見方も多かったけど、私はそれはそうかな~?と思いました。

ミアがパリに行って二人はすれ違って月日は流れ、もう会うこともないだろうけど、大事な時間を過ごさせてくれた女性へのあくまでも「大切な気持ち」をお店の名前にして頑張って。

来るはずがないミアが来たことで一気に動揺しつつも→美しい思い出が溢れ返ってララランドが広がる、っていう感じかなと思いました。

ミアと再会して未練タラタラで切なくなっているシーンというよりは、彼自身が人生の良さと上手くいかなさを瞬間的に噛みしめているのが最後の表情なのかなと思いました。

(いや、未練タラタラであってほしくないなぁ)

 

多分、セブはこの先新しいパートナーと幸せになるんじゃないかな。

物語の流れ的に、二人の夢の近づき度は交互に追い越し追い越されみたいになってます。

ミアとの将来の為に夢をいったんおいてバンドに加入するセブ。

寂しいけど、セブのツアー同行の誘いを夢の舞台の為に断るミア。

けど、成功を収めているセブに対し結局1人舞台は散々なミア。

けど、挫折から一転ミアはオーディションに受かる。

「私たちどうなるの?」という問いかけに対し、「夢を追うためここに残る」とキッパリ言い放つセブ(ツアー同行を持ちかけた時と立場が逆転)。

その後家庭も築いて女優として活躍したミアが、セブの店に訪れる。

 

となると、セブはまた、彼女をきっかけにして次の夢やパートナーと巡り会うなどのステージに引き上げられるんじゃないですかね。

 

せつない話だけど、人生は選択の連続で、自分で責任を持って進まなきゃいけないってことも学ばせてくれます。

 

そしてもう言うまではないけど、映像美・音楽のセンス、もう最高。

これは観てきた映画の中で間違いなく一番です。

私が一番泣いたのは冒頭のシーンでした(笑)

夢を追うのはせつない。でも、今は渋滞でも、笑顔で頑張ったら道は開けるかもしれない、というメッセージが込められている気もして・・・

 

はぁ~。あと10回は観たい。ブルーレイ買おうかな・・・

*1:+_+