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湖畔より結構離れた山からの日記

30's前半、結婚を機に全くの新天地へ。Lifestyleまるごと一変。チキンな日々を自虐と笑いに変えて惜しげもなく披露します。

転校生と一人っ子は可哀想か?可哀想なのはそれを聞く方

何を隠そう私のことです。

 

一人っ子。

幼稚園から小学校卒業まで計7回転園・転校。

 

関西にいたころは「あ↘た↘し↗も~↘」というイントネーションと方言を身に着け、

その後関東へ行ったらその関西弁の勢いで初対面の子を泣かす(怖かったらしい)。

 

ところがきれいな標準語を身に着けたその後数年地方で過ごすことに。

そして都会の大学へ進学したら、「なまってるね」と言われる。

 

出生地の記憶もなければ幼馴染もいない。

自己紹介は「生まれは○○県ですけど、実家は○○県にあります。」

「兄弟いないんですよ、親置いてこっち出てきちゃったんです、しかも長男の一人娘なのに他県に嫁いじゃってね。」

「名前、難しいんですよね。○○と書いて△△と読むんです。あ、辞書の人名読みには載ってるから、キラキラネームじゃないんですよ!てへ!」

 

名前のくだりはアレですが

私の名前は珍しい(漢字に対する読みが予想外中の予想外)

 

幾度となくこの3セットの台詞を行く先々、出会う人々の前で振りかざし、

32歳になった、なうです

 

 

こんな歴史を優等生の回答で振り返ると

「出会って仲良くなった友達とすぐ別れることになるし、新しい学校に馴染むのも大変だったけど、自分の積極性が増し、とってもいい経験になりました。」

「小さいときは遊び相手がいなくて寂しくて、大きくなってからは親の老後の不安とかもあるけれど、自由に生きてこれて楽しいです。」

「確かに読み方は難しい名前だけど、親の思いが込められており、誇りです。」

 

 

本音は、

 

バッキャローめ

 

転校した経験を振り返ったところで、転校せずに済んだ人生を送ったことがないから、どっちが良くてどうだったかなんて比較できませんよ。

兄弟いた方がいい?って周りの大人、特に初対面の大人にも何千回聞かれたけど、兄弟がいた生活をしたことがないから、どっちが(略)

難しいこの名前に由来なんてないんだよ、じいさんがどっかの大学の誰それっていう教授の名前を勝手にぱくったらしい、親は「志乃ちゃん」って付けたかったらしいんだよ、チクショー志乃ちゃんの方が断然可愛いよ、私も志乃ちゃんって呼ばれたい。

だって私の名前、男の方に多い名前で、小学校の時のPTA会長さん(オッサン)と同じ名前だったときはちょっとショックだったよ。

 

 

転校のマイナス面はと~っても多いですよ。

だから、転校多くて寂しい?とかっていう質問は超ナンセンス、イラっときてた。

親は「子供なりにちゃんと馴染んでいくんだな、やっぱり子供はちゃんとできる、うんうん」って思ってるけど、その裏では子供はサバイバル、生きるか死ぬか。

壮絶な子供社会を、見知らぬ土地で生き抜くのは結構大変。

給食の配膳や後片付け、複雑な渡り廊下を何回か歩いてあげくもう一つ先の校舎へ行かないとたどりつけないような特別教室。

友達ができないことよりも校内で迷うことの方が恐怖だった。

意地悪な友達よりも、「2年ごとにルールが変わる環境に身を置くこと」の方が恐怖でストレスでした。

子供社会の方が大人社会よりも複雑怪奇なのは、言わずもがな。

 

そして子供にも「県民性」はしっかりあるんですよ。

これは断言できます。朝まで語れます。

最後に行きついた県の子供たちとはとことん合わず、結果、他県に進学して本来の自分を取り戻せました。

本当に、その土地の人々とは合わなかった。(向こうも私をそう思ってるはず)

 

今でこそ一人っ子は多いですよね。

けど、私が子供の頃は本当に少なかった。

だから、団地で、他人の親が母親に向かって「一人しかいないの?可哀想にね~。○○ちゃんも、兄弟欲しいわよね」って言うのを黙って聞いていた。

あのBBAは自分の娘の子供が一人だとして、自分の娘が他人にそう言われたと聞いたらどういう顔をするだろうか。

今こんな質問したらご近所でデリカシーのない人扱いされるでしょう。

が、当時は一人っ子の方が変わり者だった。子供ながらに肌で感じてた。

 

そんな時でも怒らずに私の手を引いてくれていたお母さん、ありがとう

 

でも、

 

お母さん。

 

「志乃」ちゃんは貫いてほしかった。。。

 

 

というわけで、キラキラネーム、難読ネームは避けるが良いに一票。

当事者からの訴えでした。てへ