青春時代と20代前半。
唇の色をとことん無くしたリップメイクを堪能した世代でした。
ほんと、街を行き交うギャルの唇の色、みんなベージュ。
あれはあれでアイメイクが引き立って可愛かったんですが、リップメイクというものの入り口が
とにかくベージュにしときゃオッケーっしょ_(┐「ε:)_
だった私は、だんだんと色の濃い口紅が流行し出した頃、本気で焦りました。
赤、ハッキリしたピンク、ブラウンなど、見た目にときめいて買ってみるものの、リップを塗ると顔全体のバランスが崩れるし、少々口ゴボでしかも薄い唇が目立って気持ち悪い。
イエベブルベ信者ではないので、その日その日の気分に合わせた色味のメイクをしたい。リップ以外はいい感じに仕上がってるのに、リップを塗ると途端に統一感がなくなる。
口紅が浮くときは同じ口紅を指に取り眉頭に馴染ませるといいだの、指でポンポンつけるといいだの、色んなテクニックを真似しましたが、漂う気持ち悪さは変わらず。
しかしこの度数年越しに、ある基本を守ることで手持ちの口紅がほとんど合うようになりました。
それは
「口紅からメイクを始める」という単純なこと…
「目立たせたいところをまず先にメイクする」という基本に立ち返ることでした…
そのことを知ってはいましたが、ファンデ→眉→アイメイク→チーク→リップ、とよくメイク動画であるような流れを18歳の頃から19年間忠実にそして敬虔に守ってきておりました。
で、最後にリップを塗って全てが台無しという流れ。笑
これ、口紅の色合わせが苦手な方は、騙されたと思って一度やってみて欲しいです。
ファンデを塗ったら、まずリップを塗る。
そこから眉→アイメイク→チークと仕上げていくんですが、ポイントは、常にリップを見ながら他のパーツを仕上げていくこと。
リップ見ても何も分からん、変わらんと思いますよね!?私もそうです。今でもそうです。笑
けどなぜか、口元を気にしながらメイクをするだけで無意識に他のパーツの引き算をしているのか、仕上がりに統一感が出ます。
眉を少し描き、口元を見、また少し眉を描く…
リップの色をちゃんと見て、合いそうなシャドウを落ち着いて考えてアイメイクする。
アイシャドウを塗る間もこまめに口元の色味を気にする。
最後、視点を引いてからチークを少しずつ載せる。
という、順番を意識するという単純なことなんですが、これだけで少なくとも「顔から浮いちゃう」という現象は確実に少なくなりました。
リップを先に塗ったものの、他のパーツに合う色が分からないという方は、顔に塗る前に全部蓋を開けて色味を並べてみると良いかなと思います。
並べてゆっくり、今から使いたいパレットや単色チークなどの色のラインナップを見たら、この組み合わせはちょっと違うかな…と気づくこともあるかも。
手元には頂いたものの使い切れてない口紅が山盛りあるので、ガンガン使っていこうと思います!
ぶっちゃけ今マスクしてるし、失敗しても大丈夫〜!( ´ ▽ ` )
私のようにリップメイク練習中の人にとってはマスク生活がちょっとありがたいかも。笑