日常に恋する日常

地方で暮らす平均的な人

「効く」メンタルケアは結局のところ自分で調合するしかない

自己啓発、スピリチュアル、モチベーションアップ、より良い生き方、働き方改革、ワクワクに従う、etc...

 

これだけSNSが普及してると、「今、他人がどう過ごしているのか」「今、他人が何を考えているのか」がすぐ分かる。

冗談抜きで、昔は電話でもしなけりゃ「他人の今」は分からなかった。

今じゃ、休憩時間にTwitterを開けば、同じ時間に全世界の人が何をして何を考えているのかが丸わかり。

 

昔がいい、今が悪い、なんてナンセンスなことは言わないけど、

私自身、より良い生き方の軸となるのは

「自分がどう感じ、どう考え、どう行動するか」

だと思っていて。

 

それなのに、ただ毎日を過ごしているだけで、常に他人の様子が無意識的にくっついてくるのが、とても疲れる。

 

そしてもちろん、リアルな会社の人間関係でもかなり疲れる。

 

疲れるたびに、本を買い、色んな人のYouTubeの発信を見、少し浮上してまた頑張る。

 

これを繰り返してると、今度は、自分を励ましたり力付けたりしてくれるはずのノウハウまでが、頭の中で情報過多になるんです。

で、「こんなに私色んなこと知ってるのに、何一つできないし、落ち込むばかりじゃん…」と変な方向に自分を責める羽目に。

そもそも、そこまで浮上しようともがいている自分をまず褒めるべきだと思うんですけどね。笑

 

ちなみに、「本を読むだけで何も実行できないのは、内容を本当に理解してないからだ。」という超厳しい言葉もお見かけしました。そ、その通りかも〜っ!笑

 

ただ、

「変わらないものなど存在しない」

んです。

 

人の心も、周りの状況も、自分が置かれた環境も、不変なものなど存在しないんです。

 

だから、どれだけ本を読んだっていい。

だって、「今の自分」に必要なものは、過去の自分が必要としたものと一致するはずがないからです。

 

例えば、今私がふと思いついたこと。

「女である自分を慈しみなさい」

という言葉と

「自分の感情に気を配り、自分に優しい言葉をかけなさい」

という言葉。

結局は両方とも「自分のことしっかり見つめて大事にして、ほんでたまには自分のこと甘やかしてあげやー!」

ってことになると思うんだけど(笑)

でも、自分のその時の状態によって、どちらがピンとくるかは変わってくる。

 

だから、薬を調合する魔女のように、絶えず色々な組み合わせを試して自分を救ってあげなければならないんだなぁと気づきました。

 

アップテンポの曲でやる気が出る時もあれば、

ヒーリングミュージックでしばらくとことん沈んだあとで、一歩を踏み出したい時もある。

 

お香でリラックスできる時もあれば、アロマキャンドルじゃないとダメな時もある。

 

メンタルのために毎朝散歩せい!ということで毎朝頑張ってきたけど、掟を破り、一週間ほどヨガをしてみた方がしっくりきた時期があった。

 

などなど。

 

真面目な人ほど、情報を取り入れすぎで起こるパンクに注意。

良いことは継続しないと意味がないし、継続できない自分にも自己嫌悪…

ってスパイラルに陥りがちです。

私もそう。

 

で、私は真面目なくせに三日坊主なんです(笑)

 

こうなると、良いものをその時々で組み合わせを変えつつ、沈んだメンタルを安定させる方がよほど良いという結論に達しました。

 

調合成分は、沢山あるほど良い。

自分が良いと思う言葉や行動をいくつかストックして、その時の気分で組み合わせを変えてみるのも、疲れた心に効くんじゃないでしょうか。

 

ちなみに、私は昨日時間潰しのためにクロスワードパズルの雑誌を購入したところ、2時間ほど夢中で解いてしまいました。

これで懸賞にも当たればラッキーすぎる…!!

 

早速、調合リストにクロスワードパズルを加えたいと思います…笑