羽生結弦選手の圧倒的な演技にときめいてしまった日本人女性のうちの1人、ハイ私です。
でもねでもね~。だてに歳を重ねてる訳じゃないわよ。
私、20年以上前からフィギュアスケートかなり好きなんです。
きっかけは漫画。
あの「セーラームーン」シリーズで有名な武内直子先生の作品、「The チェリー・プロジェクト」。
ワタシ的に天国でも読みたい漫画ベスト5に入るなw
生憎この本が実家にあるので、画像を乗せられないのがとっても悔しい!!
この作品のすごい所は全員中学生っていうところ。
当時身近にはあんまりいなかった米国人のハーフも登場する時点でかなりオシャレな作品なんだけど、運命の出会いを果たす男の子が財閥の御曹司っていうところも、中学生にしてはドラマチックすぎるシンデレラストーリー。
そんな男の子を巡って氷上で対決するスケート素人(自己流)の主人公ちえりと、ジュニアチャンピオンのキャンティ秋山(中学生なのにお色気フェロモンむんむん)。
ちえりをサポートする先生と同級生チームが「チェリープロジェクト」というプロジェクトを発足して女王との対決に挑むっていうストーリー。
しかもね、曲を繋げるのも中学生なんですよ。プロジェクトの一員、えーと名前忘れたけど、コージ、だったかな?(汗)「曲繋げたぜ」的なセリフとともに彼の右手にあるのは、昔懐かしカセットテープ。(今でもmixはカセットの方がCDよりも音質好きだけどね!)
中学生ながらに音楽のセンスもバツグンでキャップがトレードマークのおしゃれさん、そして常に冷静な状況判断。こんな完璧なDJ、30代過ぎた今の私の周りでもおらんぞ。。。
ちえりの猛特訓や運命を切り開くストーリーも見ごたえ十分なのですが、当時小学生だった私は、中学生のお兄さんお姉さんが繰り広げる現実離れしたストーリーがまさにおとぎ話。
こんなカッコいい日常が訪れるのなら早く中学生になりたい!と、ドキドキしながらむさぼり読んだものです。
(実際中学生になった私には彼氏もできず、チェリプロに出てくる女性陣のような女らしい体つきとも無縁に成長しましたw 悲しい・・・)
今の単行本でもあるのでしょうか?ページ端に度々先生が書いてくれるコラムのような欄に出てきていたのは、当時現役で最もHOTだった伊藤みどりさん。
すっかりチェリプロでませきった私は、幼いながらもオリンピックで伊藤みどりさんがメダルを取った時は興奮しました!
綺麗な衣装を着て、氷の上を魔法のように滑るスケーターは、その頃から本当に憧れの存在です。もう、王子様とお姫様ですよね~。
現役選手よりはだいぶ年上になってしまったけど、今でもその美しさに惚れ惚れしてしまう。
思い込みの激しい性格ゆえ、すぐにフィギュアを始めたくなり、親に言ってみたものの、何それ?という感じで結局スケートリンクの門を叩くことはありませんでした。
それでも憧れは消えず、中学生になるまでよくねだってスケート場に遊びに連れて行ってもらったな~。
中には後ろ向きで滑れる子を見つけて悔しくなったり(多分習ってたんだろう)、
チェリプロでちえりがターンの基礎を練習するシーンがあるのですが、それを思い浮かべて見よう見まねで滑ってみたりして。
とうの昔に葬った乙女心が再燃する、危うくも綺麗な少女漫画です。
機会があったらぜひたくさんの方に読んでほしい名作!!
その後まんまとセーラームーンにはまった私は、スケートを滑りながら、ムーンティアラアクションを決めるという妄想にどっぷりハマる、イタイ数年が続きました(笑)