ラ・ラ・ランド出演のライアン・ゴズリングへの熱が冷めない私。
今度は、ラッセル・クロウとの共演の「ナイスガイズ!」を観ました。
こういうバディものやアクションものはほとんど見ないんですけど、コメディ要素が強いようだったので、観たい欲がどんどん出てきて鑑賞。
ほんのりネタバレでいきます。
まず、舞台が70年代のアメリカというところで驚き。まさかそんな設定だとは知らずに観出したので驚きました。しかも、70年代の割にはどこか現代的要素もあるような映像で、時代設定を思わず忘れてしまう程。ちょいちょい出てくる当時の映像が絶妙なバランスでした。この織り交ぜ方がすごくセンス良くてオシャレ。
ラ・ラ・ランドの時も思いましたが、衣装をはじめ全体的にポップでカラフル。
オシャレ以外の表現が思い浮かびませんが、オシャレです(笑)。
血が出たり死体を運んだりと割とグロいシーンもあるけど、このポップさでかなり中和され、コメディ要素で更にグロさもマシになり、という感じでした。
ストーリーは、あれよあれよと進んでいくうち、中盤でやっと色々理解する余裕が出てきます。あまりにも畳み掛けるように進んでいくので話についていくのがやっと。
アメリアも、鑑賞する側としては「え?どんな子で何で追われてるの?」と思いながら結局見つかったらあっけなく展開が別の方向へ。(これは制作側も狙った流れだと思うけど・・・)頭をフル回転させながら見ていましたが、笑いの要素満載で、「分からない」ことが苦にならない話の運びでした。
後半は、社会的・政治的問題に関心のある人なら「なるほど、そういう裏があったのか」という思わぬ展開が嬉しいかもしれないですね。ただ単に笑いたい人、近代社会や国家・企業問題に関心がある人など、割と色んなジャンルの人に受ける映画に仕上がっていることにもまた感心。
私は断然映像や衣装に心を奪われたので、登場人物の衣装などにも注目しながらもう1回鑑賞したいな~と思いました。
しかしライアン・ゴズリングはなぜこんなにカッコいいのか。
このプロフィールだけで数時間は潰せそうな私です。