13日の金曜日・・・
それはそれは、とてもその伝説にふさわしい、私にとってとんでもない日でした。
事情と事情の板挟みになり、小さい事務所だからマジでわーわーうるさかったかも(笑)
運悪く直属の上司たちは全員他県へ外出。大ピンチ。
マジでヤバイ状況、という言葉がすごくフィット。
マジで・・・ヤバイ・・・!!!
しかし、偶然居合わせた人が、鶴の一声(いや、鬼の一声?)で全て解決してくれたのです。
今や部署は全く異なるけど、「ずっと聞いているけどあまりにもあれは可哀想だ」と・・・
そして事は魔法のようにあっさり解決。
「先ほどはありがとうございました」とお礼を告げると、
「いや~、大変だったね。見てられなかったよ。今日ここにいて良かったわ」と一言。
そこから何回か会話を交わしましたが、ホッとしすぎてあまり覚えていません。
数分経って、あまりにも安心したのか、目頭に涙が・・・(悪い癖。他にも人がいるのに!とか、30過ぎて!とか必死に言い聞かせるけど止まらない(;O;) )
その方とは普段電話越しで会話することが多く、感情をあまり表すこともないので、一方的に「嫌われてるんだろな~」と思っていたけれど、とても意外な、そしてありがたい助け舟でした。
これが無ければ本当に危なかった。
会社としても(結局私だけが処理することになるから)対応を間違えてしまっていた可能性がありました。
私が狭い事務所でわーわーうるさかったのも大いにあるかと思うけれど(笑)
その優しさと一言が本当に嬉しかった。
「大変だったね」という一言がどんなに沁みたか。
結局帰りも遅くなりました。
これまた運悪く、旦那の誕生日だったのに、地元の美味しい老舗のお菓子屋さんは全て閉店。
半泣きになりながら、行ったこともない夜道をナビを頼りに、ケーキを調達すべく寄り道。そんな時間でも開いていたシャトレーゼへ。
本当はもっと美味しくてスペシャルなケーキを買って帰ってあげたかった。
そして誕生日だというのに、旦那に晩ごはんを作らせてしまった。
帰り道、改めて泣きました。
助け舟で結果オーライだったけど、社内間の事情に挟まれて、一時は誰も助けてくれなかったし、誰からも見放された。
どうして今日はこんな目に遭うんだろう・・・としみじみ思ってしまった。
仕事で起こった辛い出来事なんて、他人に説明するのは難しい。
聞いてもらおうにももう一度反芻するのも嫌になる。
この歌詞
「悲しみに溺れないで、夢の続きを描いて」
「この僕は(略)力の限り歌い続け、君に届け」
誰にも言えない出来事、「君に届け」と言ってもらえたことでまた涙。
本当に、助けて頂いたたった1人の上司に、感謝です。
鬼の目にも涙、ではなく、鬼だと思っていた人から助けてもらて、自分の目が涙で溢れた週末でした。