日常に恋する日常

地方で暮らす平均的な人

目の前に現れた気さく風の女性は、かつての私だった

地味にイジメられたことないですか?

例えば飲み会で。 テーブルが同じだけどなるべく特定の人が会話に入れないようにする奴。

1対1では普通に会話するのに、集団だと途端にその人のことを空気のように扱う奴。

たとえ周りの誰かに相談したとしても、

まさかあの人がそんなことするなんて!

お互い仲良く仕事してるじゃない!!

っていう反応。

はい、ムカつく女〜ww

って感じですが、これ、今の職場での歓迎会で徹底的にやられました。

その張本人は引き継ぎが終わったら辞めていったんですけど、歓迎会以外の仕事の時間でも、本当に感じ悪かった。

引き継ぎ期間中、もう1人の女子社員に対する態度と私に対する態度が明らかに違ったので、私のこと、入社した瞬間から嫌いだったんだろうなw 伝えづらいけど、喋ってくれるし笑い合いもするんだけど、私のことを気に入らないのが節々で分かるんですよね。

居なくなった今でこそ振り返っても何も思わないけど、その日はさすがにショックで帰って泣きました。

ただ、恥ずかしい話、思い当たる節というか、しばらく一緒に仕事をする中で その人の私に対する言動を冷静に観察していると、

「こいつめっちゃ嫌な奴だけど、以前の職場で、私、結構こいつと同じような態度だったな…」

って思うことがちょいちょいあったんです。

要は立場が逆転した状態で、自分の態度を鏡で見てるような状態。

まったくソリも感覚も合わない人がいて、どうにもこうにもダメだった。 歩み寄ろうとしてみたけどやっぱりダメ。 そこで私が取ったのが「空気と同じ方式」だったんですね。

それはうまくいってると思ってた。 喋らなければお互いイラつくことも傷付くこともないし。 深く関わらない、その人を私のテリトリーの中で扱わないし取り上げないということが 最善の選択肢であり、最高の思いやりだと思ってた。

でももしかしたら、それは思い上がった考えで最悪の失敗だったのかもしれない。 その人は私と同じようにすごく不快だったかも。 私は傷付かずに済んだけど。

今の職場の歓迎会で味わったこの思いをさせていたんだろうな。 引き寄せシリーズでよく言う鏡の法則とはまさにこのことで、鏡の中に入り込んだ気分でした。

そして、今の職場を去って行ったこの人のことをもひとつ深く分析してみると、 気さくを装った「気さく風」な人であることもよく分かった。

真の気さくではなく あくまでも 「風」。(笑)

当たり障りないし会話も弾ませてくれるけど、肝心なところでガツンと陥れる。

さすがに私もここまでガツンとヤることはないけど、この「風」なところは思い当たるフシあり。 誰とでもとりあえず会話はできるけど、結局深く付き合うことはめったにしない。

引き寄せのセオリー通り、時間差で、かつ明確に、自分のやったことが自分に返ってきました。

あまり人間関係では悩まないタイプだと思っていたけれど、それは面と向き合ってなかっただけなのかもしれませんね~。 現に友達は少ない方だし(笑)

本当に、時間を超えて目の前に現れたこの気さく風の女性は、かつての私でした。

鏡の法則がきちんと正しく働くことも自身を持って確認。

家庭を持って交友関係が嫌でも広がっていく今、この現象を体験しているのはまさに大きな反省と学び。

「我関せず」=「嫌な感じの気さく風」にならないように気を付けなければ・・・(>ロ<)