湖畔 de radio

ただただ、何もせず、くだらない話を目で追いたい。そんなゆるいラジオのような雰囲気を提供…したい。

内定後のどんでん返し

中途採用のとある企業に応募しました。

書類選考 一次面接、筆記試験、適性検査 二次面接、プレゼンテーション 社長面接

と、まぁまぁ新卒並みの盛り沢山な選考だったんですが、順調に進み、内定を頂きました。 しかも全部の選考期間、1か月半・・・

いや、内定を頂いたというか・・・

最後の社長面接の時はもう、いつから来れますか?という調整と、今後どういう仕事をしてもらうか、などの内容。 面接というより実際の内定でした。

で、数日後に、制服合わせをするのと、印鑑持参で来るように言われたのです。

そして会長も私がどんな人物か気になっているということで、人事同席のもと、会長の都合のいい日に訪問しました。 そこで思わぬ展開に。

会長 「総務の経験がないんやね。これは問題やね。」 「◯◯の実務経験はあるんやね。これは素晴らしい。」 「総務っていうのは、人の話を聞いてはダメ。誰々さんが何々と言ってる、とかね。特に女性はマッチポンプになるからね。」

私 「・・・?求人情報には未経験者歓迎って書いてたよなぁ・・・」 「私だって面接が進むたびに、総務は経験ないけど問題ありませんか?って念押しの質問してたし、誰一人問題ないって言ってたよなぁ」 「人の話を聞くな、か。それなら何の為の総務なんだろうか・・・( ̄▽ ̄)しかし部屋暑過ぎるわ・・・」

と、なかなか強烈な方だなぁ、話が違うなぁと思いながらも、会話を進めておりました。

が、しばらく経って会長が、私の怒りのポイントを的確に突く発言を。

経験もないみたいやし、最初はアルバイトか契約社員で。お互いのミスマッチを防ぐ意味でも、そういうのでどう? その間、色んな企業と比較検討してくれてもいいから。

!!??!!??

もう、この時の気持ちは言葉で表現できませんが、頭は暑くなり、体は震え、椅子に座ってるのも大変でした。

そもそも、求人情報に書かれていたのは、 「未経験者歓迎、正社員」 だったんです。

正社員採用を目指して就職活動してる方々なら、まずこの2つのキーワードは惹かれます。 そして「正社員」というところがかなりの決め手となり未知の仕事に対する不安と少しの期待と込めて、応募しますよね。

私はあくまで正社員にこだわってました。 ボーナス欲しいし、きちんと組織の一員として働きたい。 生活も考えると、やはり正社員だ。

そもそも選考プロセスには一切組み込まれていなかった予定外の面接を行い、そして一番大事な雇用形態の部分をあっさり変更し、まさかのバイトスタートをしれっと提案する会長。

そしてあろうことか、私が前職で担当していたわりと専門的な知識を必要とする業務について、色々教えて欲しいと言ってきたのです。 つまりは、バイトスタートな挙句に、募集要項とは違うその専門的部署でもやってみないかと。

部署についてはもともとこだわりがなかったのでそれでいいんですが、 やっとここまでこぎつけて、最後の一人に採用されて、社長以下は歓迎ムードだったのに・・・。 「裏切られた!!」と思いました。

しかも私が前職で頑張って積み重ねてきたものを、不安定な雇用形態の時に奪われようものなら・・・

そして私の絶望が決定的になったのは、人事担当の悲しき姿でした。

会長の終始空気読めない発言のオンパレードの中、止めることもできず、ただ横で聞いているだけの人事。

会長のありえない提案に対し、何も言ってくれませんでした。 ずっと、お世話になってると思ってたのに。 いや、何か制止するとか意見を言うとか、そういう発想が無い人なのかもしれない。

帰りの車の中、これまで傾けてきた熱意と時間はなんだったのかと思うと、自然と涙が。 途中に停めたコンビニで号泣しました。

それから世間は3連休に突入。 夫とその家族にも相談したところ、全員が憤慨。 前職でお世話になった方に相談したら、「まぁ認められたわけだし3ヶ月試しにやってみては?」という別の切り口からの回答。

すごくすごく悩みましたが、あの日とっさに頭に浮かんだ言葉 「裏切られた!」

こういう言葉って日常めったに使いませんよね。 そんな身も蓋もない言葉が降りてくるということは、自分にとってそうだったんだと。 始まりがまずければ、この先この会社で嫌なことがあったら耐えられそうにもない。

結局、辞退しました。 今は怒りも落ち着いてきましたが、とんでもない体験でした。

そもそも働くって何だろう。 非正規って何だろう。 ミスマッチなんて起こるときは起こるのに、経営者にとっては楽しい世の中だ。 雇用形態という呪文で人の人生をどうにでも出来るのだから。

こんな日本、こんな地域を生き抜いていくのも大変だなぁ。

ま、事故に遭ったようなもんだと言い聞かせて、今日も明るくご飯を作って求人を探します。