湖畔 de radio

ただただ、何もせず、くだらない話を目で追いたい。そんなゆるいラジオのような雰囲気を提供…したい。

【映画鑑賞】ブルックリン

旅行帰りの飛行機で鑑賞しました。 運良く日本語の吹き替え!

映画『ブルックリン』公式サイト

すごく良い評価を受けているようです。

私は一癖も二癖もある映画が好きなので、こういういい意味で落ち着いた展開の映画は本当に久々でした。 まず観ないジャンルです。

※以下ネタバレ!

飛行機の音でところどころ肝心な部分はかき消されましたが、話はきちんと追えました。

昔の女性の葛藤といえばそれまでですが、昔も今も女は策略家〜!!

NYで結婚した後に帰った故郷であっさり二股(浮気?)するエイリッシュ。 あのダンス途中の何か考えている表情。 あれはまさに女が何かを天秤にかけてシビアに考えている顔でした。あの表情は秀逸(笑)

男はロマンチスト

女は現実家

まざまざと見せつけてもらいました。

だって、新婚なのに旦那からの手紙を引き出しに溜め込むんだもんね。 返事もこない手紙を一生懸命したためる旦那を思うと…(´Д` )悲しい

そして、都会に出た女子のホームシック、それを乗り越えた後の垢抜け感。 本当に美しい女性になっていく描写は、自然なのに印象的でした。

恋だけでももちろん女の子は可愛くなりますが、独り立ちして更に強くなった精神と、高級デパートという自らを高めるのに絶好な環境の勤め先。 寮に帰れば女同士で恋愛バナシ。 これで美しくならない訳がない。

彼女が故郷に里帰りして、友人から綺麗〜!と言われる様は、東京生活を満喫してる、facebookリア充を見ているようでした(笑)

私は垢抜けてこそいませんが、アイリッシュと同じく18歳で田舎から都会に出てきて、そりゃ苦労しました。 ホームシックに慣れない環境。 泣き暮らした日々も全く同じ(笑) 田舎から都会に出た経験のある誰もが序盤の彼女と自分を重ねるのではないでしょうか。

ラストシーンで、かつて自分が渡米するときに出くわした女性からレクチャーしてもらったように、若い女の子にアメリカ入国審査の突破のコツを伝授するアイリッシュ。 あの時の彼女は完全にNYの人でしたね。 故郷も母も捨てて、全てを脱ぎ去って、とても凛としてました。

なかなかヒューマンドラマのこういう流れの映画は見慣れてませんが、 映画通のレビューは総じてかなりいいようです。 特にこの主演の女優さん、シアーシャ・ローナンさんは、すごーく若い時から(今でも全然若いけど)色んな映画に出演されてるようで、大人になった彼女の雰囲気が存分に堪能できるとのこと。

故郷と自分の人生と伴侶と… かつての人生に重ね合わせながら、ゆっくり観てはいかがでしょう。