日常に恋する日常

見たもの、考えたことや感じたことを記し続けることで、知らないじぶんが見えてくると信じている30代のじぶん掘り下げ日記。

地元にて素敵なランチ、おセンチ

島根県雲南市に「食の杜」という、なんとも素敵な施設があります。

私の結婚祝いにと、昨年末、親友が招待してくれました♡

ここで美味しいランチコースを頂きました。

島根和牛、うまー!! しかも全てがボリューミー。 色付いた山々、広大な空をバックに美味しいご飯…。 それはもう至福の時間でした。

そこから出雲市にできたオシャレな雑貨屋さん「grappino」へ。 2階の雑貨スペースが広くて、置いてあるもののセンスもとても良かった!! ここで見たグラスがグッときて、関西に帰った後、結婚式の引き出物にしました。 本当ならこちらのお店で買えればよかったんですが、なんせ遠くて( ´Д`)y━・~~

そして。 夜は出雲市の広報にもインフォメーションされるほどの、とある個人のご自宅のお庭のイルミネーション!! なんと毎年無料で観覧できるんです! ご自宅のお庭を解放してくれるだけでも驚きなのに、めちゃ規模もでかくてクオリティの高いイルミネーションを見れます。 田んぼが目の前の道にひときわ輝くイルミネーション♡

まじスゲー!!何度も何度も息を飲みます。 石灯籠すら電飾で綺麗に飾られて、お盆とはまた違う役柄でカムバック。 なんでも来訪者向けのイベントデーもあるようで、超地域密着のおもてなし。いいですね~、この感じ。

めっちゃテンション上がりましたw

出雲大社効果か?時代の流れか? 私が青春時代を過ごした出雲市はどんどん変わっています。 15年ほど前、LAWSONが初めて上陸しオープンした日は行列になったっけ・・・(笑) すぐ近くにあった出雲大社の参道も、久々に行ったら綺麗になって、以前のさびれた面影もなし。 これはちょっとショックでしたね。観光客の皆さんにとってはすごく楽しい景観になったと思いますが。

田舎ならではの空気は、若い頃には鬱陶しく、ただただ呼吸をもっと深くしてみたくて都会へ出てきた。 けど、なぜかその空気が、大人になってから、涙が出るほど沁みるんですね。

そんな地元がすこしずつ、時の流れとともに変化していく。 でも、自分も変化している。 多分、もうこの土地で過ごすことがないことを、頭のどこかで分かってる。

嬉しくもありちょっぴり切なさもあり。

それに、地元だからって何でも知ってるわけじゃなかった。 冒頭の食の杜なんかは、未成年の頃は行くことも行く術もありませんでした。 大人になって車を手に入れて、しかも帰省したからどこかへいこうかな、と思って初めて辿り着いたところ。

大人になったから手に入る視界や体験もあれば、若い時を過ごした地元と空気は、もう同じものは味わえない。

最初は自分の最近の出来事だけを綴るつもりでしたが、こんなにもセンチメンタルになっちゃった(笑)

私がこれから生きていく土地は違う場所なんですよね。 って地元を飛び出て14年近くなのに今更怖くなりますが、きっと飛び出したから生きれる人生も楽しいはず。

涙しそうになっている私のことなど知らずに壁の向こうから日曜大工をしてる夫よ、楽しそうなこと。。。(笑)