日常に恋する日常

地方で暮らす平均的な人

【結婚式準備を振り返る】招待状をつくる

昨日、少人数での結婚式について、最初は気が乗らなかったけど、挙げてよかった~!と感じた気持ちを、切々と記事にしました。

が、この「挙げてよかった~!」という気持ちは、痛みを乗り越えた達成感に伴って沸き起こる感激でした。

 

「自分らでできるわ!」と判断したものは全てカット、カット、カット!

その分本当に痛い思いをし、多大な時間を割きました。あんまり思い出したくない(笑)。

切り捨てオプションの中でもきっと上位に入るであろう「招待状」を自前でご用意された(る)方も多いと思います。

式場に頼んだら数万円はするのでは?(相場は分かりませんが)

 

私たちはポップで派手なものが好きなので、そんな感じのアイテムが揃っている、ウエディングアイテムのサイトを片っ端から探しました。

私は都合により退職してしまったので、捜索作業は無職の妻である私が担当。

しかしこの時代、色々なショップがあるので、見てるだけで気が狂いそうでした。

この時の気の狂いなんて、今後襲い来る様々な準備に比べれば、序の口だったんですけどね。。。

 

で、一番バランスが取れていて、デザインの幅も多く、価格も良心的だったと感じたのが、楽天市場のショップ『ファルベ』さん

購入者にはテンプレートダウンロードの特典もあるので、本当に重宝しました!!

 

招待状のデザインはこちらの『ディーナ』を選びました。

 

ロイヤルブルーと金色が綺麗で、もうやんちゃできないアラサーの式に、アラ♡ピッタリですね。

本人たちがやんちゃでもなぜかこれで出されると落ち着いて見えませんか?(笑)

披露宴会場が地上26階で、夜景が一望できる時間帯に披露宴を開始する予定だったので、夜のイメージで選びました。

どれだけの出席者の方がそれを連想してくれたのかは不明ですが(笑)。

 

確かぽちっとクリックした翌日くらいには届いた気がします。たまげました。

 

まことに勝手なアドバイスですが、招待状を自作するという方は以下にご注意。

 

(1)文言

あたりまえですが、テンプレートはあくまでテンプレート。

当たり障りのない文章が綺麗に書いてありますが、「拝啓」「敬具」「記」「以上」など、最低限の文書のルールは必須です。

招待状を出す季節に合った時候の挨拶や相手への気遣いなど。

また、私たちは真冬の披露宴だったので、「寒い中まことに恐縮ですが」的な一文を添えたような気がします。

あと、「披露宴ではなく食事会よな。」と、テンプレート中の「披露宴」を「食事会」に変えたのに、肝心の日時の案内欄は「披露宴 17時より」と印刷したまま発送してしまいました(笑)。

左半分のご挨拶は「食事会」、右半分の案内は「披露宴」。

あ~やっちゃったと思いましたが時すでに遅し。

招待客はみなさん濃い関係で寛大なので、もう最後まで黙ってました。

ですので、テンプレートを変更する際は、細部までチェックをぬかりなく・・・。

 退職したとはいえ、ひと月前まで(当時)はバリバリのOLだったんだから!!

という、退職しても抜けない仕事モードと気概を程よく維持する良いリハビリになりました(笑)。

 

(2)宛名を手書き

こんな間抜けな私ですが、昔取ったきねづか的な、書道5段。

唯一役に立った習い事でした。少女時代の私に拍手。

なので、最初から宛名を印刷したり、筆耕に頼んだりとかは考えませんでした。

ただ、周り(特に親)が反対しなければ、どんなに字が苦手でも、心がこもった本人直筆の宛名って、温かみがあっていいと思うので、是非トライされてはどうでしょうか。

あと、その場合は、予備の封筒を余分に購入しておくことをお勧めします。

すんごい長い住所を神経尖らして書いた後、招待状を封入しようとしたら、上下逆になってました(笑)。

書道経験者の人は筆ペンがしっくりこない!あ~小筆欲しい!いい部分で糸で縛って私流の筆先にしたい!!と憤りがちだと思います。

私もそうでしたが、ぺんてるの筆ペンはなかなか良かったです。

力を抜くところが、他社の筆ペンよりもかなり反応よく表現できます。マル。

 

( 3)じゃあ、差出人は印刷?

悲しいことに、結婚式準備の為に購入したプリンターは、招待状セットの封筒のサイズの印刷に対応していませんでした。

日が暮れる部屋で半泣きになりながら、全て手書きしました。

少人数だからこそできた作業ですが、そうじゃなけりゃ死んでました。

画数の多すぎる旧姓を恨みました。名前が漢字三文字の旦那にも八つ当たりしたくなりました。

余裕のある方は、お手持ちのプリンターで印刷できる用紙やサイズなど、きちんと調べておいて損はありません。

 

(4)同封するもの

招待状にはメインの案内とともに紙切れが数枚入っていますね。

「恐れ入りますが挙式にも出てね」という、薄くて小さくて気づかないこともアリがちな小さい案内(これ、意味あるのかな?疑問です。)。

「会場へはこうやってきてね」という、交通手段の案内や最寄駅からの地図。

「着付けする人はここの美容院でどうぞ!レンタルもしてるよ!」という美容関連の案内。

私たちは招待状を自作する旨をプランナーさんに伝え、この紙切れたちを招待状の数だけもらいました。

挙式は全員参列してもらう予定だったので、招待状に挙式○時、食事会○時と、あっさり明記。あの意味不明な小さい紙切れは同封しませんでした。

あとは「挙式の○○分前までに○○階の○○場所へご集合ください」という注意書きも、全部招待状のメインの文章にin。

↑これは列席者が路頭に迷わないために、その式場やホテルが招待状を作成する際のお決まりの文言を聞いておく必要があります。

そして、私たちは「返信用はがき」は同封しませんでした。

これについては賛否両論あるかと思いますが、なんせ出席者は全員近くに住んでおり、電話一本で熱い絆が確認でき、「絶対出席する!」と快く承諾してくださった方ばかり。

ですので、「ご都合が変わられました場合や、食品アレルギー等がある方は、恐れ入りますが、以下のアドレスまでご一報願います」という、連絡先を記した別紙を付けて送りました。

結局、食品アレルギーがある友人も、誰一人その連絡先には連絡してこず、ラインや電話で食材の最終確認(笑)。

そこには某相談サイトであるような「はがきが返ってこないんです・・・」的な悩みや暗さは一切ナシ!

正直、ハガキひとつ投函するのも面倒くさい。

わざわざ「ご出席」の「ご」を、普段使わない定規持ち出して引っ張って消すんですよ。

「メッセージ」欄に「花嫁姿楽しみにしています」というお決まりの挨拶を書かされるんですよ。

とても日本的で良い心遣いとは思いますが、 私たちのスタイルには何一つ合わず、煩わしさしかなかったので、省略しました。後悔も批判も一切ナシです。

 

(5)郵便局へ

おなじみの慶事用切手ですが、大きな郵便局には可愛いデザインの切手がたくさんありました。

それを偶然知ってたので期待して、自分が住む町の最寄りの小さい郵便局へ行ったら、あの定番のデザインしかなくてガッカリ。

しばらく不機嫌になるほど心底、ガッカリしました(笑)。

大きい郵便局が近くにある方は一度聞いてみてはどうでしょうか。

ゆるい絵の可愛い切手が数種類あったと記憶しています。

不機嫌になった私ですが、局員さんに「おめでとうございます」と言ってもらえて、照れました。単純。

 

・・・とまぁ、招待状だけでも骨が折れて折れて仕方なかったです。

 

けど、アラサーでこないだまで仕事してて、何かを人の為に手作りするって、なかなかそんな時間も出来事もなかったので、一心不乱に手作業をするというのが新鮮でしたね。

自作する!という方は少なくともこういう作業がそこまで苦痛ではないと思いますので、是非ご自身が気に入ったデザインで、オリジナリティ溢れる招待状を楽しんで作成されてはと思います。

 

上から目線ですみません(笑)