結婚式。
今はいわゆる「ナシ婚」が増えているとのこと。
例外なく私たち夫婦もそうするつもりでいました。「写真だけ」とか。
しかし、義両親が「小さくても(家族だけでも)お披露目という意味で挙げたらどうか」という嬉しい提案をしてくださったのがきっかけで、
私の「それなら数名の友達(7名、全て親友と呼べる濃い友達)を招きたい」というわがままも叶えてくれました。
規模としては
主人:両親、兄弟夫婦、友人数名
私(一人っ子):両親、友人数名
という、25人足らず。
「全然盛り上がらなかったらどーしよ。新郎新婦だけがコスプレのような式になったら・・・(汗)」
という不安は前日までぬぐえませんでしたが、ホテルスタッフの方々の素晴らしいご対応により、通常の披露宴より一体感があり、かつ食事や内容に一切妥協せず、しかも相場の1/3程度の費用にて、色んな人に「すごく良い式だった」と言ってもらうことができました。
私も検索魔なので、「少人数だけどいい式だったと言ってもらえた」というご夫婦の口コミを、ウエディングサイト等ですんごい読みました。
けど、やってないものをイメージすることはやっぱり無理。
不安のみで当日を迎えましたが、終わってみて「うん、少人数だったけどいい式だった」という感想しかありませんでした(笑)。
少人数になった理由としては
・主人も私も友人が少ない
・あんまりお金かけたくない(費用は双方両親に甘えさせてもらった為)
・大規模は嫌だ、恥ずかしい
などなど、発端は全てネガティブな理由からでした。
文字にしてみると本当に悲しいですね(笑)。
少人数=家族のみ、という形が多いと思うんですが、私はこの土地に親戚もルーツもなく、全く異なる地方の出身。
加えて一人っ子なうえに親戚はほとんど教師ということで、皆部活があったり等で忙しく、両親と私の3名しか出席できないことは予想していました。
ここで女の願望がむくむくと。
「主人側が大勢な中、両親とウエディングドレス姿の私だけ?
そんなの想像できないし終始緊張する。
式を挙げるのであれば、これまでの人生に大きな助けをくれた友人に是非立ち会ってほしい」
ということで、友人数名を招いた式を執り行うこととなりました。
内容も当初イメージしていた食事会からどんどんグレードアップ。
食事会のみ→ケーキカット位しては?→司会なしの食事会以上披露宴未満→司会付きの一通り披露宴コース
と、打ち合わせを重ねるにつれ、まんまとお決まりのコースになっていきました(笑)。
まぁ~せっかくなので、どういうことをしたかだけ、数回に分けて少しずつ書き残していきたいと思います。
とにかく、「挙げない」と決めていない方、とりわけ「迷っている」「嫌だけど両親が勧めてくれている」という方は、せっかくなので少人数規模で式を挙げてみられてはどうかと思います。
気恥ずかしさは確かにありますが、やっぱり式の本番の雰囲気とか、ベールダウンしてくれた母親の表情とか、最後に明かされる両親の気持ちとか、皆が祝ってくれる嬉しさとか。
きっといい思い出になると思います。
あれほど「別にええわ、結婚式なんて」的だった主人の方が今では余韻に浸っています(笑)。
あと、式場探しも物件探しと同じで「ご縁」だなと強く感じました。
私たちも「とりあえずここ行ってみるか」と行き始めた最初の数軒の式場は本当に波長が合わず、「やっぱ面倒だしお金もすごいかかるし挙げたくね~な~」という気持ちを固めるような担当者の態度や出来事や金額設定ばかり(笑)。
結局選んだ式場は、地方の地元の駅前のホテルだったんですが、チャペルと披露宴会場はここ数年以内でリニューアルされており、実は超凄腕の料理長がいました。
煌びやかなチャペルや式場の雰囲気を前面にアピールしている式場よりもとにかくアットホームなスタッフの方ばかり。
何より、少人数って全然お金にならないと思うんですが、そんな私たちのような客でも一緒になって真剣に内容を考えてくださいました(笑)。
私たちは料理とドリンクをグレードアップしたのみで、お色直しもDVDもなし。
色んなオプションを断りました(笑)が、意見も全部尊重してもらいました。
沢山の招待客がいる場合は、広告ガツーン!なゲストハウスや、高級さがウリの安心ホテルで豪華に、というのもアリだと思います。
特に会社の上司や先輩を招待するときは気も使いますしね。
が、少人数だったら、逆に会場を自由に使えるので、場所によっては自分たちの好みの飾り付けも聞いてくれるところがあるかもしれません。
地元過ぎて、CMだけは小さいころから見てるけど行ったことのないホテル、おとんおかんが新年会や自治会の会合でよく行くホテル(笑)に目を向けてみるのもアリです!
私も今回選んだホテルは、数ヶ月前に出張後の会合で食事をしたホテルでした(笑)。
しかし、、、「挙げてよかった」と思えて本当によかったです。
「う~ん、挙げるのか…」と少し揺れている段階で手付金の10万円を払う(笑)のは結構勇気が要りましたが、結果オーライ!でした。