日常に恋する日常

地方で暮らす平均的な人

心の底からの叫び「自由になりたい!」

ふと、天から降ってきた言葉。

「自由になりたい!」

 

自由とは何だろう?

 

 

私のとりあえずの現状として、1年半前に再就職して以来、仕事を辞めたいという気持ちをずーっと持ちながら仕事をしている。

始めての営業事務。(募集には一般事務って書いてあったのに、、、涙)

覚えることばかりでおぼつかなかった仕事は一通りこなせるようになり、事務の人員も増員して業務分担は安定。

けど、日々納期短縮依頼の電話に怯え、伝票と請求書の発行に追われ、毎日大仕事である私にしかできない大量の材料発注。これをミスると大変なことになる。いつも色んな仕事に襲われながら過ごしてる気分。

 

そして更に困ったことに、この仕事に一切興味が持てず、1年後も同じことを続けていることを想像すると背筋が凍るのだ。

この業務でプロになることを何回も想像してみたが、全く嬉しさは湧かない。

仕事に対する捉え方を変えようという努力はもちろんしてきたが、最近では、むしろ自分の性格が変わってきた。

 

「週明けから忙しくなるから日曜はゆっくり家にいたい、、、」と、積極的に予定を入れたくなくなってきたのだ。これに気付いた時は愕然とした。以前というか何回か休日をゆっくり過ごしたいという記事をアップしたような気がするけど、よくよく考えてみたら、なぜ日曜にゆっくりしたいかの理由がめっちゃ腹立つのだ。笑

 

肉体的に疲れてるから、日曜に家にいたいんじゃない。

1週間精神的にヤバいくらい疲弊するから、日曜は心穏やかに過ごしたいだけなのだ。心穏やかというと聞こえはいいけど、要は何も考えたくない、誰も会いに来ないでくれ、もう余計な雑音を頭に入らないでくれという悲鳴にも似た思考だった。

 

充実させたいはずの日曜。夫と休みが唯一被る日曜。そんな日曜に私は腰がすごく重くなり、夫の日曜大工も手伝えない。土曜日のレイトショーやクラブへのお出かけが楽しみだったけど、土曜日の夜に出かける=日曜が削れる、ってことで、実質、土曜日の夜から精神とお尻に根っこがスタンバイし始める。

私は週末も若干暗い奴になった。

好きな音楽も何ヶ月も聴いてない。

 

もう、これ以上は時間の無駄であることは明らか。

鬱にはならないけどマジ性格悪くなったなぁ(笑)

 

とはいえこの仕事で学ぶことはほんとに沢山あった。

最初は騙された気がした業務内容だけど、携わってみて気付いたことがある。ここに来るまで別業種のメーカーで働いてきた私は、モノがお客様の手に渡り入金して頂くまでの流れ、要は顧客サイドで働く部門の視点や業務を全く理解できていなかったのだ。前職で営業部門の監査とかしてたけど、ホントとんちんかんなことばっかり質問してたんじゃないだろか。

使えない私をここまでしてくれた周りの皆さんには感謝している。

 

けど、これ以上性格が悪くなるのは自分でも耐えられない(笑)

もう少し「自由な時間」が欲しくて、丸2年勤めた以降は退職してパートを探したいと思っている。

 

自由になったらなったで縛られたくなるんだろうか?

でも、この「自由になりたい!」というフレーズが稲妻のように心に刺さったので、今年は思い切って直感に従おうかと思っている。

自治体運営のジムに通いだしました~

数ヶ月前に受けた健康診断。

全て正常値ではあったものの、ボーダーラインぎりぎりの数値がありました。

それは「悪玉コレステロール」・・・!!!

 

(私、ちょこちょこダンスしたりしてるんですけど、それももう30過ぎてから日常練習なんてほぼしていないし、転職した職場は小さい小屋のようなとこ、多分1日300歩も歩いてないんじゃないかと思う。汗)

 

それまでも、身体の悲鳴は何となく聞いてはいました。

全然動いてない・・・汗かきたい・・・

このままだと歩けなくなるんじゃないか・・・(大げさ)

思いっきり運動してスカッとしたい・・・

 

それも、帰路運転しているともう帰ることだけに頭が集中しちゃって、なかなか時間が取れないんですよね~。

嘘です。めんどくさくなるだけです。家で休みたいだけです。

 

体が硬くなることは恐怖だったので、ストレッチやマッサージはほぼ欠かさず行っていたんですけどね。

そんな心がけなんて日々の運動不足という状態があっては何の意味も無かったことが証明されました。

 

引っ越してきた時に時間があったので、ヨガやピラティスなどないかいね、と思って探していた時、近所にスタジオ併設の、自治体運営のスポーツジムがあることは認識していました。

認識してから2年超、結局不健康に足を踏み入れてから重い腰を上げました!

 

利用するにあたって、まずは1か月に2回ほど開催される、利用者向け講習会を受講します。

それさえ都合を合わせて受講すれば、後は自分の好きな時に好きなだけ格安料金で運動できるという、なんともありがたいシステム。

 

座って係員さんの説明を聞くこと45分、残り40分くらいでマシンの説明という流れでした。

結構若い人が多いのかなと予想してたけど、意外なことに、健康増進の指導もあってか、70代くらいの方までいらっしゃいました。一番多かったのは40代くらいの方々かな。

 

マシンの説明も1台ずつ、指をさされた参加者が1人ずつ前に出され、係員さんと一緒に使ってみながら他の人と説明を聞くというスタイルだったのですが、、、

中にはシャイな方もおられ、「いや~私はイイです~」と遠慮される方も数人。

あるマシンの前に来た時に、遠慮遠慮で誰もせず、っていう状況に。

 

「このマシンは女性にもできるんですけどね~・・・じゃ・・・そこの方、どうですか?」

と係員さんが指さしたのは私。

私は結構そういう場所では物怖じしないタイプなので、「じゃ、やりま~す」と軽い気持ちで前に進んだのですが・・・

 

マシンに座った私の太ももの両サイドには豆腐のような板がつけられ、マジックテープのベルトでベリベリと固定された時、嫌な予感が。

 

「はい、じゃ、このまま太もを外側に動かしてくださ~い」

 

(ま、まさか・・・)

 

言われた通り動かしたところ、私は縛られたまま、公衆の面前(20人近くはいた)で

お股パカパカ状態に・・・!!!

 

「こうしたらね、太ももの外側が鍛えられま~す」

 

(これ・・・産婦人科の内診台みたいぢゃん・・・!!)

 

今更引くに引けず、お股をパカパカすること数回。

 

そして当然、太ももの外側を鍛えたということは、内太もももあるわけで・・・

 

 

その後はご想像通り内太ももバージョンのお股パカパカもご披露し、混乱と恥ずかしさで訳も分からず終了しました。

ふと一緒に来ていた夫に目をやると、憐みの目でニヤニヤしている。要は笑いを堪えるのに必死な様子。

悪意もやらしさも全くないような純朴な感じの係員さんでしたが、まさかこんな羞恥プレイが待っているとは、昨今の自治体も恐るべしです。

 

冷や汗をかいたまま終了し、いよいよ最後のランニングマシンの説明へ。

するとどうでしょう。あんなに遠慮していた女性陣が一気に前へ!

やっぱりジムと言えばランニングマシンって感じですよね。

私も「体を鍛えるんじゃなくて、屋内で歩けりゃいいや(=ランニングマシンだけ乗りに行きたい)」という気持ちだけでこの説明会に参加けど、少なくとも同じ日に参加した女性陣は私と同じような考えだったみたい(笑)

 

ランニングマシンに乗った夫はここぞとばかりに速さをどんどん上げていった。走るその顔もまたいつものようにニヤついていた。

おばちゃんらは夫のマシンの画面を覗きこんで、「おぉ~」と少々歓声を上げている。

夫が悪ふざけ半分でやっている顔とも知らずに。

 

その横で、おそらく一番年配かと思われる女性(初対面)がそっと私に耳打ちしてきた。

「3ヶ月くらい前な、お隣の奥さんがな。ここの、この機械でこけて骨折しはってん。」

 

 

えっ?今なんて?

 

ランニングマシンで・・・骨折?

 

それって・・・こういうこと!!??

 

 

 

youtu.be

・・・

 

・・・・・・

 

ちょっと待ってよ~~~!!!

 

 

その方のお隣の奥さんには申し訳ないけど、もう私はこの時点で腹筋崩壊。

「知らない人が集められる説明会」ならではの独特の雰囲気、そしてそんな中公衆の面前で股の開閉をするプレイ、そしてランニングマシンでまさか失敗するマンガみたいな人が身近にいるなんて。

そこですかさず係員さんの声が。「危ない、と思ったら慌てずにストップボタンを押してくださいね~」

 

 

全ての微妙な空気に耐えてきた私はもう限界でした・・・。

 

 

最後は自由にマシンを使っていい時間に充ててもらえましたが、あれだけ他のマシンの実演を嫌がった女性たちは恐らく念願のランニングマシンに乗るだけでエンジョイしたみたいで、汗もかかず帰っていきました。

 

心が折れそうになりましたが、こんな恥ずかしい思いをしたからには通わなければ自分が可哀想だと奮起し、そこから週に1回ペースで少しずつ通っています。

が、例のお股パカパカマシンはパットを2枚同時に挟むという、腕が3本はないと難しそうな構造だったので、まだ使えていません。(いや、理由はそれだけじゃないけどさ)

まあなんせ安いです!

1時間も鍛えることは無理なので大体45分程度しかいませんが、それでも1回200円。

係員さんもトレーナーもほぼいないので、自分で頭をひねりながらメニューを考えるしかないのが欠点ですが(笑)高いお金を払って駅前のジムに行くよりは私に合ってます。仕事しながらでは、入会金や月謝ほど元は取れないだろうし。どうせ帰りのコンビニでアイスとかビールとか買っちゃうだろうし。

コストで踏ん切りがつかない方、一度お住まいの自治体の運動公園などをググってみてはどうでしょうか?自治体によっては、居住していなくても、そこで働いている人も居住者と同額で利用できたりするみたいです。

 

最後に、印象的だった係員さんのお言葉をひとつ。

このマシンはこうやって腹筋を鍛えるんですが、自分で腹筋した方が鍛えられます

 

 

おわり。

【読書】「自分」を仕事にする生き方


 

 

はじめて、はあちゅうさんの本を読みました。

ワタシには珍しく(というか多分初めて)発売前に楽天ブックスで予約購入。

最近、頭がグルグルして困ってるので、何か動き出すヒントを求めながら、苦しい。

 

↓今の私の状態

ryuohgrl2015.hatenablog.com

 

失礼ながら、はあちゅうさんは若い頃から爆売れで何の苦労もなく今のスタイルになっているのかと勝手に思っていた。

そう、急に出てきていつの間にかバラエティーの常連になっているモデルやタレントのように。

この本を読んで、(一般的には短いと思われるだろうけど)社会人経験があること、会社勤めを否定していないスタンスであることを初めて認識。

聞くところによると彼女自身も文中で何回か認めているが、炎上したことが(おそらく複数回)あるとのこと。

しかし彼女は、私と同年代。

社会的・ネット上に炎上するのもそうだが、これぐらいの年齢はきっと社内の会議や仕事の仕方でも、会社で炎上しがちな年齢なんじゃないかな~。

自分の意見をはっきり言うのって、とても難しいことだし、はっきり言った意見に対しては必ず泥を塗り毒を付ける人がいる。

ここまで自分を貫いてきたっていう姿勢に素直に尊敬しました。

 

文章表現については好き嫌いがあるかもしれません。

けど、これも彼女のスタイルである、ネットとの発信を並行する作家と言う像に当てはめたら、いい意味で今どきなのかなと思います。インタビューを追っている感覚ですかね。いわゆる「話し言葉」調です。読みづらい人は一定数いるかもしれません。

 

私は彼女より数歳年上ですが、「好きなことを継続していい」という内容には素直に勇気づけられました。

あれはダメ、これはダメというのではなく、まず好きなことを見つけて続けてみる。

自分は毎日ステップアップしている。

この視点はハッとしたし嬉しい気持ちになりました。

 

あと、重要なことと言えば・・・タイトルで少し誤解を招くかもしれません。

「自分を仕事にする生き方」というタイトルゆえ、「まずはこれをして、結果が出たら次にこういうことをやってみて・・・」というプチ指南書のような内容を想像していましたが、そうではありませんでした。(一部そういう側面はあります)

現状を変えるのに大事なこと、そして次の章では彼女自身の仕事のモチベーションをどう捉えているかなど、全体としてみたら一連の「流れ」はなかったように思います。

 

5対5で、現状を変えたい人に対して/現在ある程度流れに乗っている人に対して

 

という構成になっているような本でした。

なので、人によって「今、腑に落ちる」ポイントがパラパラとあるのではないでしょうか。

逆に言えば、何か悩みが変化するたびにもう一度開きたい本であると言えます。

 

とりあえず、私の好きなことと言えば・・・?

仕事をもしやめたらどうするか・・・?

など、マインドマッピングのアプリを活用してすこしずつ自分整理を始めています。

昨日の自分より少しでもアップデートしている自分であるように・・・

お尻に火をつけてほしい方には、導火線的なものがある本だと思いました。

子供がいない人生になる気がしている

なんとなく子供の時からそう感じている。

一人っ子だし、そうなると、親にも孫は見せられなくなるだろう。

 

自分が妊娠をできる身体だと、何故か昔から思えないのだ。

そして、妊娠を望む気持ちがそこまで芽生えてこない。

 

こういう人ほど、妊娠が難しい歳になって、治療しなかったことを後悔するという。

けど、病院通いは私には合わなかった。

 

色んなサイトを見ていると、誰かの心無い言葉にゾッとすることがある。

「今は不妊治療があるんだから」

「治療を頑張って」

 

不妊」を「治療」するって何なんでしょう?

最新の抗がん剤は何十万もすると何かで耳にしたことがある。

頑張りだけではどうしようもないことだってある。

妊娠に向けてステップアップするにつれ、費用もとっても高くなる。

 

不妊」は「状態」であって、「治療」は「改善」「好転」ぐらいに考えておかないと。

漢字や、そこから連想されるイメージ、印象で勝手に意味合いが決まってしまう日本語では、「不妊治療」と言う言葉が過激に感じてしょうがない。

不妊を放置するなんて人としてどうかしてる、くらいに人を追い込む人が現にいるのだ。身近にいたら、私怖くて近寄りたくないよ(笑)

 

 

子育ても仕事も頑張る女性が声を上げたら、色んなメディアが一斉にそっちへフォーカス。特集番組の雨嵐。

家にいる女性を叩く風潮が勢いを増す。扶養内で働く主婦が楽だと決めつけられたり。

女性は周りを良くも悪くも気にし、配慮する能力があるが故に、降りかかってきた情報があまりにも自分と境遇が違うと気が付くと、もう大変だ。

しっかり自分を持っていないと、「他人は他人の人生がある」という当たり前の視点を失って物事を見てしまう。

 

ある際立った人生を送る女性がクローズアップされると、一気に世の中の風潮までそっちへシフト。

2年くらい前にとある水族館で見たイワシの回転ショーみたいで笑ってしまう。

原理は簡単、飼育員さんが水槽の上から回転方向へ餌をまくのだ。

あっちに餌があるとみんなあっちへ回り出し、くるくる渦が止まることがない。

滑稽なのにキレイにライトアップまでされて幻想的(笑)

人生のスパイラルと一緒だなと思って、ライトアップされたイワシを見てフフッと笑ってしまった。

 

 

この間、テレビで、一度流産してそれ以来子供に恵まれなかったという40代後半の女性の映像を見た。

女性である以上、子供は持つか持たないか、恵まれるか恵まれないか、どちらかの人生しかないのだ。

 

きっと今でも葛藤されているかもしれないし、年齢を重ねるにつれ、周りの心無い言葉も沢山あっただろう。

それでも彼女が人生を立派に歩んでいるその姿に、自然と涙が出てしまった。

なぜかは分からないけど。

 

私は新しい命を授からないかもしれないけれど、

人生で一番信頼できる夫と一緒になれた。

夫の両親や兄弟という新しい家族が増えた。

最初はぎこちなかったけど、今は「大好きだよ」と言ってくれる甥と姪ができた。

私の両親は、夫と一緒になれたことに安心している。

助け合える友人たちはより大事な友人となった。

 

これ以上新しいものが神様からもたらされることなんてなくても大丈夫なくらい、今の人生で学ぶことは沢山ある。

 

 

子供はまだかまだかと言われる私には、はっきり言える確かなことがある。

 

 

私は、それでも世界一幸せだ。

 

【映画鑑賞】インセプション

youtu.be

 

スゴイ引き込まれてしまいました。2010年の映画だと知ってビックリ!

そこまでの古さを全然感じません。

 

warnerbros.co.jp

 

正月に友人が来てくれ、映画をずっと流しつつ会話を楽しんでいたのですが、そのうちの1人が

「やっぱり映画で観るならアクションやん。ドーン、パーンみたいな派手なのが観たい、どうせなら」

とふと呟いた一言がメッチャ引っかかり、解散後ネットで検索して鑑賞。

 

 

おお、アクションもイイけどストーリーが完璧だ!!!

アクションかと思って観たら、完璧なサスペンスを観れた!っていうお得感。

ただし映画としてはかなり長時間な部類に入ると思うので、午前中に観てしまって午後は自由に動けるようにされた方がいいですかね~。

私は14時前後から暇つぶしのつもりで鑑賞して、終わったころには辺りは真っ暗になってました(笑)

 

以下、ネタバレしながら続けます。

 

 

私は映画の分析や批評が苦手なので、スゴイ!良かった!くらいの感想しか言えないのですが、

すごいな~(早速スゴイというワードを使用)と思ったのは、観てる側を「うすうすこうなんじゃないかと少しずつ気が付けるように展開されている」追い込み方ですね。

どんどん集まる登場人物の仕事柄や紹介の仕方に注目すると、少しずつコブの過去や人間模様が推察できるようになってます。

例えば、「アリアドネの教授はモルのお父さん?」から始まり、観てる側も一つずつピースを当てはめながら物語を読み解いていくような感じ。

衝撃の告白でどんでん返し、みたいなサスペンスにありがちな展開ではなく、じわじわのめりこんでいく感じが快感でした。

 

鑑賞後、色んな方のブログを拝見しましたが、皆さんそれぞれの意見が分かれる「コマは倒れたのかどうか」

 

 

う~ん。

 

 

正直、3時間近くという長い時間を費やしたからには、倒れたのか倒れなかったのかハッキリしてほしかったかも。

こういう「観てる側に委ねる」という結末もいいんだけど。

ただ、「ラ・ラ・ランド」1回目鑑賞時はラストですごく残酷な気分になったので、ある意味救いは残してくれてる・・・のかな。

 

 

あと、アメリカ映画の不思議なところ。

宇宙空間や戦闘からの帰還もので、祖国に帰るシーンは、なぜアメリカ国民でもないのに

「あぁ、アメリカに帰ってきた!祖国だ・・・!!!!」

とグッときてしまうんだろう。

別にアメリカは祖国でも何でもないのに~(笑)

雨が好きだと、家時間と昼寝が楽しい!

予定のない休日に雨が降ってきたら、ラッキー!と思っちゃう。

 

 外出は確かに少し煩わしいけど、雨の中の用事でなければ、建物の中に入れば大丈夫だし。

 

雨の音を聴きながらコーヒー飲んだり。

庭の木々や窓ガラスの雨粒で、家もいつもと違う形になる。

時間の流れですらゆっくりになる気がする。

晴れや曇りが月の大半な中、マイナーな雨が訪れるのが休日だと、まぁこれも自然なことだしいいかと思える。

 

で、私が推したいのが、雨の音を聴きながらの昼寝。これがすごくリラックスできて気持ちいい。

 

雨の音だけでは耳障りで眠れない人もいるかもしれません。

そんな時は、お気に入りの静かめな音楽を聞き取れる程度に小さくかけながら、目を閉じてみてください。

呼吸も、楽に。

子供の頃に戻ったように、安心感を感じながら。

 

まどろんでも爆睡しても、とても気持ちのいい贅沢な昼寝ができます。

 

最近では雨を待てずに、youtubeで雨音をかけることすらあります(笑)

投稿者の方々によって雨の音がそれぞれ違って楽しい。

中には、トタンに雨粒が当たる音まであり、臨場感ありまくりです(笑)

 

【超高音質・立体音響】きれいな雨の音(ほぼ他の音無し2時間Ver.)!読書 睡眠 瞑想用bgm - YouTube

 

ただ実際、ガンガンに日が当たってる窓辺で雨音を鳴らすのも頭が相当混乱するんで(笑)まずは偶然、雨の休日に在宅している時にこの雨音と昼寝のコンボを試してもらいたい。

 

日頃意識せず頭の中を通り過ぎる雨音ですが、私たちも自然の一部なんだ…という深い感覚を感じながらリラックスできます。

第三者の分析により人生とキャリアがぼやけた話

先日、前職でお世話になった人達と忘年会へ。

辞めて2年以上経つのにこうして交流が続いているのは本当に嬉しく、ありがたい。

 

 

私は最近、ぼんやりとではあるけど、

●仕事を来年丸2年迎える月で辞めること

●しばらくフルタイムでなくパートタイムで働くこと

を考えていた。

その理由として、

★この仕事は惰性で続けることはできるが、この先ずっと続けていくと考えた時、ぞっとして背筋が寒くなる

★妊活も若干視野に入れたい

★この仕事を続けることに対する表し難い違和感

★いつでも旅行に行きたい

 

など色々怠け者が陥りそうな理由を並べ立てていた。

 

「転職したての頃、マジでどんよりしてたよ(笑)」と言われてしまい、「今の仕事、どう?」と話を振られた。

 

やっぱりメーカーが好きで工場にも関わっていたくて、メーカーに絞って転職活動したものの、(自社製品でない商品も含めた製品の)納期と取引先との要求で板挟みになること、請求書や伝票関連そして経費処理などに全く興味が持てない事を挙げつつ、時々言葉に詰まった。

 

そしてある1人の人が口を挟んだ。

 

「そりゃ辛いな。でも、結局は、その無理な要求の先に何があるのか、どんな理由があって急いでいるのかを丁寧に聞いてあげるっていう風に視点を変えてみるのがいいんじゃない?ま、無理して続けることも良くないけどね〜。」

 

「やっぱり貴女は文系なんだよ。メーカーが好きって言ってもさ。結局は人が好きなんだと思うよ。僕らは技術者だから、こんな製品を作りたい!っていうのが先にあるけどね。」

 

返す言葉もなかった。

 

私は確かに人と仕事に恵まれていた。

理系の知識も持たないのに、製品の保証関連の専門部署に入社当初から事務として採用された。

おそらくそんな事って稀だと思う。

それがすべての思い上がり。

私は理系集団の中でただ事務や少しでしゃばった業務をするだけの、文系人間に過ぎなかったのだ。

 

それが少しかじっただけで、やれメーカーが好きだの現場の力になりたいだの、思い上がり過ぎていたのだ。

 

結局文系人間にできることは社内監査、部門間折衝、社内教育の舵取り、翻訳とか、データ取り、斬新な掲示物やホームページ発信、プレゼンとか、そんなもん。

 

持ち前の人との距離の取り方や人情で評価を上げて、結局最後に抜擢されたのは社内改革。別に製品とか工場そのものに直接関わるものではなかったのだ。

 

転職の時は監査員の資格や現場で活動していたこと、などなど意気揚々とアピールしたけど、履き違えてる。

厭らしいにもほどがある。

 

指摘してもらえて改めて刺さった。

 

 

人が好き?

 

 

考えたこともなかった。人が好きなんて。

ファッションが好きだし欲しいものは沢山あるけど、接客だけはしたくない。

こんな自分のどこが、人が好きなのか。

 

仕事を通して作り上げる仕事上の人間関係が好きなのか。これはまぁあるかも。

だとしたら、こんなに嫌な仕事も、仕事内容は大して関係ないってことになる。

仕事を通して紡ぐ絆なら、その仕事なんて別にどんな業種でもいいってこと。

 

 

そもそも仕事をしたい訳でもない。

するならどんな仕事を選ぶのか。

所詮私は文系人間、、、

 

 

っていう思考が3秒間で500回くらい回り、髪の毛燃えるかと思った(笑)

 

 

そんな私に間髪入れず、

 

「ただ、何があっても、何をしたとしても、自分は自分を好きでいなきゃいけない。そして口にしたことは実現するんだ。」

 

 

、、、、、、。

 

 

このメッセージの本質は嫌という程分かっている。

ただ、理解できても、自分に落とし込むことができない。だから判断が遅くなる。

 

 

仕事をお金稼ぎだけと割り切ることもできない自分。

だからこのままの10年後を考えると身の毛もよだつ。

嫌なら辞めればいいが、どうも何を選んでもしっくりこないのが自分の性格とも分かっている。

 

ただ一つハッキリしてるのは、

仕事が苦痛だけど嫌いじゃなかったのが前職。

今の仕事は苦痛で嫌いなのだ。どうにも前に進めない。

 

書いていることも繋ぎ合わせたら矛盾だらけだ。

まずは自分の思い上がりを修正しつつ辞め方を考えなければならない、、、

 

真逆な夫は、

「5年後なんて世界の状況変わってるしなー絶対。今を考えたら?」

と笑いながら今日も日曜大工。

 

 

一番の私の欠点は、必要なメッセージを発信してくれる人がいるのに、それを起爆剤にできないことかもしれないと痛感した一夜だった。

 

ちなみに車だったので終始シラフだった。

飲んでたらここまで落ち込むほど受け取ることもなかったのかもしれないです。(笑)