日常に恋する日常

地方で暮らす平均的な人

【映画鑑賞】パッセンジャー

youtu.be

気になってたけど見忘れてる映画リストに入ってたこの映画『パッセンジャー

TSUTAYA TVでレンタルしました。

 

以下、激しめにネタバレ(ってか100パーネタバレ)しつつ進みますのでご了承ください。

 

結論!

★倫理観という点から見たらこのラブストーリーは0点!

★秀逸なデザインとハラハラドキドキを味わいたいなら100点!

 

といったところでしょうか。

 

話の構成はザ・アメリカ。

インディペンデンス・デイ、アルマゲドンディープ・インパクトゼロ・グラビティなどと同じような感じです(これは予告編で十分予想できますね)。

 

で、肝心なところですが

 

ジム!お前がオーロラを起こしたんかいwww

 

っていうズッコケな展開を目の当たりにしてから、どうもこの男には最後まで納得がいきませんでした。

いやいや・・・と思いながら見てたんですが、結果自分のしたことがバレて、オーロラが「これは殺人よ!(だったかな?)」と叫んだところで、「そうそう!!人殺しだよ!!」とずっと感じていた心がいくらか落ち着いたんですが・・・

 

人殺しとずっと90年もあの船内の中で生活するなんて普通じゃありえません。

最近よくある、凶悪事件の犯人像について「見た感じ普通の人だけど・・・」という近所の人がインタビューに答えてるような事件と同じくらいゾッとする。

いくら孤独とはいえ超えてはいけない一線ってありますよね~。

これも後から登場する甲板長(すみません名前忘れました)がビシッと言ってくれたことでまた観てる方のもやもやも救われましたが。

 

これは子供の教育上良くない気がするぞ・・・

「孤独ゆえに犯す過ちもある」という視点を持てる前に観てしまうのは危険な気が・・・

孤独ととことん向き合い絶望MAXの果てに、何らかの不具合でオーロラも目覚めてしまったという展開ならまだ感動できたのですが。

これって典型的な日本人的な考え方なのかな。我慢の末に何かをゲットするという・・・

 

ほんで最後、結局はオーロラの心と人生もゲットしちゃうわけですから、ジムには一生自分のしたことを悔いながら彼女を大事にしてほしいわけです。

まぁオーロラが彼を許したのならいいんですけど・・・

 

いいんですけどね・・・(笑)

 

とまぁ、到底日本人には納得できないようなモヤモヤを抱えつつ突き進んでいく映画なのですが、

ドキドキハラハラを味わうにはマジ100点!な映画でした。

ジムに腹が立ちながらも次々と起こるストーリーにすごく感情移入できてしまう。

アンドロイドのアーサーが本当に絶妙な立ち位置で物語に刺激を与えてましたね~。

これには素直に感動しました。

アンドロイドだから人間の心とは少しずれてる(このずれ具合の表現もウマイ!)のに、人間の弱さに対して的確なアドバイスをすることもある。

ジム1人の孤独な映画だとジムの主観で全てが進み腹が立つだけの展開なんですが、アーサーがいることでうまく観客の心までも揺さぶられましたね。

「自分も過ちを犯すかもしれない・・・」

「この状況でどうなるだろう・・・」と。

アーサーがアンドロイドゆえ、観ている方も主人公のダメさを冷静に受け止められるようになります。

 

あとは、この宇宙船がヤバイ!もう終わりかも!!のお決まりの展開も、分かっていつつハラハラ。

くそー!と思いながらも、最後の佳境は一緒にドキドキしながら見てしまいました。

宇宙の映像も非常にきれいに表現されており、カメラワークも素敵。

観たこともないような船内の様子もうっとりしてしまったし、映画館にてアトラクション気分で観るには100点だなと思いました。

 

映画館で観てないけど(笑)

 

しかし、時代が進むにつれ、映画で表現される宇宙船のデザインも変わってきてますね~。

この映画の宇宙船は本当に見とれてしまう間取り(といっていいのか)でした。

宇宙に行く権利もお金さえあれば買える現代らしく、キャビンのランクも飛行機のように振り分けられているし、そのへんの妙な現実感もいいなと。

オーロラのキャビンは庶民のキャビンとは全然違いましたもんね。

庶民はコーヒーすら買えないというあの食堂も、皮肉にすら見えました。

 

やはり、遠い未来でも、何か起こった時に地下に潜るか空に脱出するかを選べるのはお金持ちだけなのかもしれません。

 

私がおばあさんになっている頃には、近所のバーにもアーサーがいるんでしょうか・・・

【映画鑑賞】ラ・ラ・ランド(考えるほど眠れない)

夫がいない日曜日。

ふと映画を見ようと思い立ってTSUTAYA TVを開いたのですが、見たかった映画が配信されていませんでした。DVDで借りるしかないのかな。

 

本当に見たかったのはコレ「ヘアスプレー」

movies.yahoo.co.jp

 

とにかく何も考えずにハッピーになりたかったんで、

完全に何の予備知識も入れぬまま、「ラ・ラ・ランド」を鑑賞。

 

gaga.ne.jp

 

以下、ガンガン、ネタバレさしていきますので要注意!

 

 

まず率直に思った感想。

 

「後味悪すぎ*1

 

もう、ミアの隣がセブじゃないシーンが移った瞬間から、スマホで「ララランド 後味悪い」でググってしまうほど(笑)

 

そしてそうこうするうちに、「もしあの時こうだったら」の美しすぎる回想シーンが始まり、セブの何とも言えないほほえみで映画は終わり。

この時のセブの表情がスゴイ。この俳優さんライアン・ゴズリング、すごい役者さんだと思って鳥肌が立った)

 

「やばい。今日一日最悪の気分だ。なんてこった・・・」と思いながら、理解力の乏しい私はさっそく色んな方々のレビューやブログを片っ端から読む。

皆さんの冷静な語り口の感想を読んでるうちに怒りも収まり(笑)落ち着いてきました。

 

確かに、、、分からんでもない、、、

今の夫と結婚するまでに色んな恋愛をして、自分のステージごとに付き合ってくれた男性はいた。

結局今の夫と縁があって結婚したんだけど、それまでの彼氏は全部私から振ってる。

その理由は全部、その時の彼氏と私が見つめる将来の着地点が違っていたから。

(恥ずかしいことに、全部私が今を生き過ぎていた感あり)

 

そういう意味では、ミアが冒頭に「自分の居場所を探している、見つけてくれるのを待っている(だったかな?)」と歌っていたけど、結果的にはその居場所がセブではなく、他の男性に見つけてもらったということだったんだな、と理解しました。

 

ミアとセブが結ばれる=ハッピーエンドと解釈するならば、この映画は結末だけ見たらとんでもなくバッドエンド。

でも、バッドエンドと感じてしまうのは、私が既婚者だからかもしれません。

カップルで鑑賞したら、冷静な女性は「まぁ今の彼氏ともこうなるかもしれないしどうなるかもわかんないな」って捉えるだけかも。

(実際、ミアも最後のオーディション中に、明日のことは分からない、明日もセーヌ川へ飛び込む、って歌ってましたね)

 

この結末を見て、自分の隣にいるのが今の夫でないという「もしも」を無意識に想像して、変な気分になっただけなのかもと今では冷静に振り返ってます。

 

待ち合わせの映画に遅れて登場したミアを見た時のセブの表情。

本当に、「まさに自分が居場所としている人」を見つめる安心した顔になっていた。

(ここグッと来た!)

 

↑けど、その時そうであっても、それが続くとは限らない。

夢に向かって走る若い二人の5年間は長くて濃くて、お互いが永遠のパートナーではないと悟るくらいの何かがあってもおかしくないね。

セブはミアが付けてくれたお店の名前で念願のジャズレストランを開いていた。

セブは未練タラタラっていう見方も多かったけど、私はそれはそうかな~?と思いました。

ミアがパリに行って二人はすれ違って月日は流れ、もう会うこともないだろうけど、大事な時間を過ごさせてくれた女性へのあくまでも「大切な気持ち」をお店の名前にして頑張って。

来るはずがないミアが来たことで一気に動揺しつつも→美しい思い出が溢れ返ってララランドが広がる、っていう感じかなと思いました。

ミアと再会して未練タラタラで切なくなっているシーンというよりは、彼自身が人生の良さと上手くいかなさを瞬間的に噛みしめているのが最後の表情なのかなと思いました。

(いや、未練タラタラであってほしくないなぁ)

 

多分、セブはこの先新しいパートナーと幸せになるんじゃないかな。

物語の流れ的に、二人の夢の近づき度は交互に追い越し追い越されみたいになってます。

ミアとの将来の為に夢をいったんおいてバンドに加入するセブ。

寂しいけど、セブのツアー同行の誘いを夢の舞台の為に断るミア。

けど、成功を収めているセブに対し結局1人舞台は散々なミア。

けど、挫折から一転ミアはオーディションに受かる。

「私たちどうなるの?」という問いかけに対し、「夢を追うためここに残る」とキッパリ言い放つセブ(ツアー同行を持ちかけた時と立場が逆転)。

その後家庭も築いて女優として活躍したミアが、セブの店に訪れる。

 

となると、セブはまた、彼女をきっかけにして次の夢やパートナーと巡り会うなどのステージに引き上げられるんじゃないですかね。

 

せつない話だけど、人生は選択の連続で、自分で責任を持って進まなきゃいけないってことも学ばせてくれます。

 

そしてもう言うまではないけど、映像美・音楽のセンス、もう最高。

これは観てきた映画の中で間違いなく一番です。

私が一番泣いたのは冒頭のシーンでした(笑)

夢を追うのはせつない。でも、今は渋滞でも、笑顔で頑張ったら道は開けるかもしれない、というメッセージが込められている気もして・・・

 

はぁ~。あと10回は観たい。ブルーレイ買おうかな・・・

*1:+_+

【映画鑑賞】君の名は。

公開当初はなぜこの映画かこんなに?と完全に何も調べもせず、斜めから見ていたのですが・・・・

 

とある好きなアーティストさんが絶賛しているのを小耳に挟み、即レンタルしました(軽率)。

 

www.kiminona.com

 

こういう系統の絵って、週末の夜にうっかりソファーで寝落ちしてしまい、ハッと気が付いた深夜に、点けっぱなしのテレビから流れているアニメ・・・

というイメージだったんですが、

見始めたらソッコー引き込まれてしまいました。

理由は分からないけれど、冒頭から、これはヤバイ物語かもしれない・・・と感じ、あっという間にその世界へ。

結構長い映画でしたが、その長さも気にならず、最後は涙を流す始末(単純)。

 

正直、この終わり方じゃなければ見たことを後悔したかも。

結末が最高でした。

最後まで夢を見させてくれました!この30代にも!!(笑)

 

隕石系、竜巻系、天変地異系、宇宙に飛び出す系はハリウッド映画でもどんな映画でも定番ですが、

日常起こりえない出来事を映画の中で体験できてしまうという単純な設定が好きなようです。

 

アニメに抵抗がある人も、声優陣が女優・俳優さんなのでアニメっていう感じがしませんでした。

ここまでヒットしたのはそれなりの理由があるんだと納得。お勧めです!

 

なにより映像が本当にきれいで緻密で感動。

アニメーターの方の腕も凄いんだと思うけど、昭和生まれの私からしたら、アニメってこんなに精彩に映るんだ!という時代錯誤な感動も。(笑)

 

アニメ映画もちょっとずつ見てみようかな~と思わせてくれた秀作でした。

実験中!「洗い流す」に投資する

最近めっきり涼しくなってきて嬉しい毎日です。

 

30代になってから、基礎化粧品やシャンプーなど、あまりしっくりこなくなってしまいました。

 

色々買ってみたり試したりしてみてまだ彷徨ってるんですが、最近実験しているのが、「洗い流すものに金かけてみよう」作戦(作戦って何だ)。

 

正直、高い化粧水や乳液は、その時高いものを思い切って買っても、2回目以降が難しい。

ま、また無くなった・・・給料日前なのに・・・と思うことしばしば。

結局ケチケチ使ってしまって、効果のほどもイマイチ実感できず。

 

それならば、自分の中で「別に高くても安くても構わないモノたち」にお金をかけてみたら身体や気持ちはどうなるんだろうと実験しようと思い立ちました。

 

今、「わりと良いモノ」に変えているのが、ボディソープとシャンプー。

ちなみに、今使っているものに変えるまでは、旦那と同じ安い固形石鹸と、ドラッグストアで買っていたよくあるどれも似たようなノンシリコン系のものです(適当に詰め替えているのでもう自分が何を使っているかも分かってない状態)。

 

まず、ボディソープは「ザ・ボディショップ」のものにチェンジしてみました。


 

 ボディショップの商品は、今まで贈ることがメインで自分に対して使ったことってあまりなかったので、まず自分の為に買ってる!使ってる!ってだけでかなり上がってます(笑)

アウトレットの店舗に行く機会があったのでそこでゲットしました。いくらかお安い!

 

使ってみて思ったのは、やはり洗い上がりがスベスベしているということ。

ガシガシ系のタオルで洗っても、潤いはちゃんと残ってます!

替える前に使っていた固形石鹸は、ガシガシの感触とともに皮脂も荒削りされていくようでした(笑)

ボディクリームもこれからの時期必須ですが、安いボディクリームを買うと付けることをさぼってしまうので、ボディショップのものを買おうかなと思ってます。

貧乏性なので、高いモノを買えば習慣になるだろうと踏んでます(笑)

 

 

そしてシャンプー&コンディショナー。

これは本当にチェンジして良かった!!と心の底から思いました!!

とりあえず何を買えばよいのか分からなかったので、あえて以前イマイチだったヘアオイルのブランドのシャンプーを試してみました(訳わからない理由だけど)。

フィヨーレというブランドのものです。

 


 

 

イマイチな印象だったのでそこまで期待していなかったんですが、

 

 

・・・

 

 

ゴメンナサイ!!!

 

 

メチャ、メチャヨカタヨ!!!(何故か片言)

 

 

とっても恥ずかしいですが私の年齢と髪の状態。

年齢:33歳(*1=3)

髪質:柔らかいってか28歳位を境に一気にコシがなくなり髪が痩せた

髪の状態:年甲斐もなくカラーリング(ハイトーンが主)やパーマを3ヶ月に1度は繰り返し、今はそのまま髪を伸ばしているせいで、痛んでいるというか既に死にかけている

美容院:きちんとしたサロンでトリートメント付カラー&パーマしているのに残念

 

まあざっくり言うと死んでますね(笑)

 

そんな風前の灯だった髪の毛があら不思議。一気に指通りしなやかになりました!

しかも根元の立ち上がりもすごい。

そして頭皮をしっかり洗えている感覚なのに潤ってる。

 

なんだこりゃ!!!

 

以前は先に述べたとおり、もはやどこの何を使ってるかもわからないけどとにかくノンシリコンのシャンプー詰め替え(698円~1000円前後)で洗った後、同じく名前とかも不明の同系統なオイル系トリートメントを髪へ塗りたくり、しかも5分ほど放置してから洗い流すという行為を繰り返していました。

時間はかかるくせに別に効果はないだけでなく、着実に髪の毛は死に向かっていました。

しかしこのシリーズはシャンプー&コンディショナー。

コンディショナーならすぐ洗い流せばいいかと思い、ペペっと付けてソッコー流したのですが、それだけでもドラッグストアのものとは比べ物にならない仕上がりの良さ。

 

初めて使った日はちょっとお風呂で身震いしました(笑)

 

とにかく自分の髪の毛(おそらくもともと乾燥もしやすい)がコンプレックスだったんですが、わずか2週間にして解消しました。

これだけの投資でコンプレックスが1つ消えました。

毎日髪を触っては嫌悪感を抱いていたことを考えたら、安いもんです。

次はデカいサイズの買います。

 

 

そういえば、「洗い流す」より「与える」方になるかと思うけど、

ヘアトリートメントだけはシャンプーを変える前に良いモノに切り替えてました。

 

 

 

 

 

 

サロン専売品大手のミルボンですが、このシリーズは生産中止になったようで・・・

このシリーズも仕上がりパターンが3パターンあります。

死にかけた私の髪は選択肢1つしかありませんでしたが(笑)

 

しばらくこれらを使っていますが、やっぱり、最後に流してしまうものをちょっといいものに変えるってだけで気分も上がります。

もちろん投資しただけの効果も現れるので、気分転換にはもってこいかも。

それぞれの香りもやっぱり上品で高級感があります。

 

別荘のように静かな場所に住んでいるので、ついつい自分に手を抜きそうになってたんですけど、こういう投資をしてからすこし背中もシャキッとした気がします(笑)

 

洗い流すものをランクアップするって、いいですよ!

いいなと思った方は是非自分へのご褒美に取り入れてみてください♪

*1:+_+

目の前に現れた気さく風の女性は、かつての私だった

地味にイジメられたことないですか?

例えば飲み会で。 テーブルが同じだけどなるべく特定の人が会話に入れないようにする奴。

1対1では普通に会話するのに、集団だと途端にその人のことを空気のように扱う奴。

たとえ周りの誰かに相談したとしても、

まさかあの人がそんなことするなんて!

お互い仲良く仕事してるじゃない!!

っていう反応。

はい、ムカつく女〜ww

って感じですが、これ、今の職場での歓迎会で徹底的にやられました。

その張本人は引き継ぎが終わったら辞めていったんですけど、歓迎会以外の仕事の時間でも、本当に感じ悪かった。

引き継ぎ期間中、もう1人の女子社員に対する態度と私に対する態度が明らかに違ったので、私のこと、入社した瞬間から嫌いだったんだろうなw 伝えづらいけど、喋ってくれるし笑い合いもするんだけど、私のことを気に入らないのが節々で分かるんですよね。

居なくなった今でこそ振り返っても何も思わないけど、その日はさすがにショックで帰って泣きました。

ただ、恥ずかしい話、思い当たる節というか、しばらく一緒に仕事をする中で その人の私に対する言動を冷静に観察していると、

「こいつめっちゃ嫌な奴だけど、以前の職場で、私、結構こいつと同じような態度だったな…」

って思うことがちょいちょいあったんです。

要は立場が逆転した状態で、自分の態度を鏡で見てるような状態。

まったくソリも感覚も合わない人がいて、どうにもこうにもダメだった。 歩み寄ろうとしてみたけどやっぱりダメ。 そこで私が取ったのが「空気と同じ方式」だったんですね。

それはうまくいってると思ってた。 喋らなければお互いイラつくことも傷付くこともないし。 深く関わらない、その人を私のテリトリーの中で扱わないし取り上げないということが 最善の選択肢であり、最高の思いやりだと思ってた。

でももしかしたら、それは思い上がった考えで最悪の失敗だったのかもしれない。 その人は私と同じようにすごく不快だったかも。 私は傷付かずに済んだけど。

今の職場の歓迎会で味わったこの思いをさせていたんだろうな。 引き寄せシリーズでよく言う鏡の法則とはまさにこのことで、鏡の中に入り込んだ気分でした。

そして、今の職場を去って行ったこの人のことをもひとつ深く分析してみると、 気さくを装った「気さく風」な人であることもよく分かった。

真の気さくではなく あくまでも 「風」。(笑)

当たり障りないし会話も弾ませてくれるけど、肝心なところでガツンと陥れる。

さすがに私もここまでガツンとヤることはないけど、この「風」なところは思い当たるフシあり。 誰とでもとりあえず会話はできるけど、結局深く付き合うことはめったにしない。

引き寄せのセオリー通り、時間差で、かつ明確に、自分のやったことが自分に返ってきました。

あまり人間関係では悩まないタイプだと思っていたけれど、それは面と向き合ってなかっただけなのかもしれませんね~。 現に友達は少ない方だし(笑)

本当に、時間を超えて目の前に現れたこの気さく風の女性は、かつての私でした。

鏡の法則がきちんと正しく働くことも自身を持って確認。

家庭を持って交友関係が嫌でも広がっていく今、この現象を体験しているのはまさに大きな反省と学び。

「我関せず」=「嫌な感じの気さく風」にならないように気を付けなければ・・・(>ロ<)

ネット時代の「スカッとしないJAPAN」

すごくウィットに富んだイラストと言葉で感性を刺激してくれる

イラストレーターの「Pantobisco」さん。

 

インスタでフォローしてて、日々その才能に感嘆しているのですが、

その中でも気に入っているのが、私たちのモヤっとする行動をビシッと指摘する「キビ島キビシ」シリーズ。

この間の格言は

 

言いたいことあるなら本人に言えよ!

 

 

うんうん。

 

 

納得!

 

 

最近、全然笑えないニュースが駆け巡りました。

某タレントさんの不倫が原因で元夫が自ら命を絶ったと。

 

最初は私も驚愕しましたが、もっと驚愕したのが、その出来事を報じるネットニュースのコメント欄がさながら集団リンチの様相を呈していたこと。

 

そもそも私はその情報源である週刊誌を購入してなかったので、

まぁ私自身もその事について確証を得たわけではないし、語る資格はないんでしょうけど。

 

このタレントさんは無期限休養に入るそうで。(そりゃそうか…)

そこで直感的に感じたのが「これって彼女、一度殺されたようなもんだな」ということ。

 

ご遺族の方の気持ちを考えると当然!という声が大多数でした。

私はこういう時、相手にどう自分の気持ちを知ってもらうか?という方法も全く思い浮かばないのですが、ただ、これは紛れも無い公開処刑だなと思いました。

 

以前、このブログでかつてのゲス不倫についてちょっと書きましたが、

その時の彼女と同じく、今回の彼女も例え復帰したところで、もうこれまで通りに仕事はできないでしょう。

彼女は今こうして命があるので、生きることはできます。

けど、時間が経ってからの今、一度殺されたようなもんじゃないでしょうか。

これまで通りの生き方をするのが許されなくなってしまったのだから。

 

 

自分の身内が、配偶者の不倫をほのめかして命を絶ったとしても、

果たして全ての原因がその配偶者にあったのかどうか。

夫婦のことは夫婦にしかわからないのです。

ましてや片方がもうこの世にいない場合、なおさら。

 

「お前のせいで身内が死んだ!!!!」

 

これを100パーセント裏付けできる証拠はもはやその遺書だけしかない。

(不倫の証拠となる写真などが残されていたそうだけど)

身内に話を聞こうにも、もう本人はいない。

 

その遺書を読んだ側は、配偶者を犯人とし、遺書を公開することで、社会的に制裁する。

 

 

何とも言えない気持ちになりました。

 

 

彼女は反省の色が足りなかったのでしょうか。

だから、こういう事をされてもおかしくないんでしょうか。

当然なのでしょうか。

 

私も昔、後輩に対して「反省の色が足りない」という、自分だけの正義の基準に基づいて厳しい訴えの手段に出たことがありました。

 

けど、その後襲って来たのは激しい後悔と自分に対する逆制裁でした。

 

「態度が悪い」「反省の色がない」などという善悪の判断基準は、とても曖昧です。

スカっとJAPANを見ていてスカっとするのは、発信側の正義の基準と視聴者側の正義の基準が合致しているからですが、

中には、スカッとJAPANを見て、裁かれた側に同情してしまう人もいるでしょう。

ただ世間的には裁かれた側が何となく正しいのです。

行列のできる法律相談所は、法律という基準に照らし合わせてどうこうと答えが出るので、共感できずとも納得せざるを得ないですね。

 

今回は話の流れ的にはスカッとJAPAN側の出来事だったと思いますが、

ご遺族が「これで良かった」と感じるのならそうすべきだったかもしれません。

 

が、夫婦の間の問題を世間にさらけ出した結果、

結果として彼女はおそらくもう二度と自分が辿って来た道をまっすぐは歩けません。

ネットの過激なコメントによると殺人者のレッテルを貼られてます。

 

 

もしかして、配偶者が自死をする前に、全て明かして2人で話し合っていた最中だとしたら?

 

 

けど、彼女はこのことについてもう弁解すら許されないでしょう。

 

そしてそのニュースに溢れる、彼女と配偶者のことを詳しく知りもしないのにすごく汚い言葉で罵るか、上品な言葉で諭すように上から目線で語るコメント。

 

ご遺族が選んだ正義にのっかって(上品に言えば「賛同して」?)矢のように更新されるコメント。

まるで集団リンチだなと思いました。

私的制裁に見知らぬ人が過激に乗っかる。

しかもその見知らぬコメント主たちはその事件に対して直接手は加えていない。

流れて来たニュースに感化されただけ。

けどこの時代、声を乗せるだけでどんどん大きな不気味な何かになる。

ネットを離れた私生活でもそんな正直に、正義を振りかざしながら生きて行ける人たちばかりなのだろうか?

コメントのように人に言いたいことを言いながら生きてるのだろうか?

 

そんなモヤモヤしてる時に出会ったキビ島キビシの言葉。

 

「言いたいことあるなら本人に言えよ!」

 

ガチンコで意見のタイマンを張る時代はもう終わったのかな?

こんな集団リンチの様相を不気味だと思ってしまうアラサーの私がもうすでにオバハンなんだろうなとは薄々気付いているのですが・・・(笑)

 

ただこれだけは、私の中で変わらない考え。

自分基準に基づいて行った制裁はその時点で100パーセント正しいものではないと。

この世の中、「スカッとしないJAPAN」という結末も十分あり得る。

 

自分にとってスカッとしないJAPANな状況になった時、もう一度スカッとしようとするのが(ニュースは現状のこの状況を報じたのでしょうね)果たして正しいのかどうか。

 

言いたいことあるなら直接言うぞ精神は常に持っておきたいですね。

 

「不妊?」でも病院へ通うのやめました

卵管造影検査、しましたよ。 - 湖畔 de radio

 

以前、といっても数ヶ月前ですが、卵管造影検査をしてきました。

そりゃもうあの痛さは苦行でした。

検査後うかれて買い物をしまくって無理をした自分が悪いんだろうけど…_(:3」z)_(笑)

 

そこからあれよあれよという間に、私は「不妊治療をしている人」になりました。

 

最初のきっかけは1年に1度必ず受けている子宮がん検診を受けにいったこと。

そこでそろそろ子どもを考え出した、という相談をしたら、まずは卵管造影検査を…とのことだったので、言われるがまま最初の試練をクリア。

 

そこからはあっという間に、排卵が正常に行われているかを調べるとのことで数回通院し、なんとなく薬を出され、時には注射を打ち、生理がきたらまた排卵日の特定、そしてまた薬、通院、薬、通院…気が付けば無限ループ。こりゃヤバイ。

 

仕事後に県外の病院へ行くのは、電車とはいえかなりの精神的・金銭的な負担に。

 

そして根本的な疑問が。

 

「今更だけどそもそも私、何か問題があったっけ?なんで薬飲んでるんだろ( ̄∀ ̄)」

 

なんでこうなったのか思い出すのにもちょっと時間がかかりました。

おそるべし病院マジック。

そのうち、先生にも「頑張って治療している人の中には…」みたいなセリフが混ざるようになる。

そこでなんかまた引っかかる。

「治療って…私どこか治療しなダメな症状あったっけ?」

 

私の今の身体の状態といえば、

 

●右の卵管の通りが悪い。でも、右の卵巣の大部分を若い時に摘出しているので、結果を聞いた時も「あ〜やっぱ手術のせいか」って感じで何とも思わなかった。

 

●毎月排卵はしている。これも、すぐに生理不順に陥る私からしたら、妊娠以前に「今の私の生理周期、健康そのもの!!ヤッホー( ̄∀ ̄)」っていう、そもそも自分の身体が健康だという事実に歓喜している。

 

 

という感じで、「子供ができないことをどうこうして欲しいんじゃないし、なぜ不健康でもないのに病院へ通いまくって、ホルモン剤まで飲まされてるんだろう」という気持ちが拭えないんです。

 

ちなみに、私の女友達もまさに同じような状況に陥って、病院通いを辞めた子がいます。

それが良かったかは神様にしか分からないけど、もうすぐ赤ちゃんが生まれるそうな!良かった、めでたい。

 

本当に、なぜ病院へ通っているのか理由が自分でも全く分かってなかったのに、ただただ早く授かればまぁラッキーみたいな気持ちだけで通院してたんですね。

 

なので、旦那に「私、もう病院行かない。行きたくない。今日で最後にするから」と突然、声高々に宣言したんです。

 

が、そこでビックリ。

 

 

涙が…( ̄∀ ̄)

 

「私、大分無理してたんだな〜」

 

と、その時に初めて気が付きました。

 

自分の命に関わることでもないのに投薬と通院をし、結局生理が来たら何となくガッカリしてる自分がいたんです。

学生の時に受けてた模試の結果を聞く瞬間とまるで同じ。

「今回は残念だったけど次頑張ろう」

 

いやいや…

 

 

頑張るって何なんよ…

 

 

頑張ったから100パーセント必ず妊娠するような方法って、ないのに。

 

 

私には「今現在妊娠していない」ことに対して「治療」と称して「薬を入れ込む」という行為をどうしても頭の中で上手く繋げることができず、心の整理もつきませんでした。

 

しかも排卵日を教えてもらえるせいで、疲れているのに寝ることもできない。寝ることに対して罪悪感まで生まれる始末。

 

 

悟りました。

 

 

私にはこういう方法は合ってないと。

 

多分この先子供がいなくても、「あの時頑張ったら良かった」なんて思わないと思います。

だって、「頑張る」という行為が自分の中でどういう行動をしたらいいのか、全然ボンヤリしてるから。

 

 

昔から、「生きているだけで幸せ」という考えを貫いているからですかね。

 

 

ネット上では、「子供を産めるのに産まない選択をしている」「不妊治療をしない」人を叩くような発言をしている人が結構いますが、

 

いやいや。

人の人生はあんたの人生じゃない!( ̄∀ ̄)

ってかあなたはなぜそんなに上から目線なの?

例えば上司や社長にも同じ口調で同じようなことを責めれる?(笑)

いいじゃないの、自分と同じ人生を生きている人がいたって。

 

私たちは自然に任せた結果子供ができなかった場合も、世間に責められるんでしょうか?

 

どんな状況であれ、私は親から、人生を楽しんで欲しいと思ってこの世に産んでもらっていると思うので、

まずは人生のパートナーとの生活を丁寧にしていきたい。

その延長線上に子供がいればそれもいいし、いなければ別の形で社会貢献をする。

 

というわけで、この気持ちが変わらない以上、病院へはもう行きません。

 

あ、でも過去に腫瘍ができたわたしは、子宮がん検診だけは毎年受けた方がいいと熱く語っています。健康の為にね。

 

自分の人生は幾らでも、好きなだけ、彩ることができますよ。

どんな家族の形でも。